こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
4月に入り新年度がスタートしましたね。駅のホームにも新社会人の初々しい姿がちらほら見受けられます。
ところで、四月一日(朔日)に別の読み方があるのはご存知でしょうか。
正解は…
「わたぬき」と読みます。これは、それまで着ていた綿入れから綿を抜いて袷の着物に衣替えしたことに由来しています。肌寒かった日々もようやく春暖といえるようになってきました。私もダウンを脱ぎ捨て軽やかなスプリングコートを羽織っています。
さて、今回は春日和に相応しい軽やかな和菓子をご紹介したいと思います。どうぞお楽しみください。
『いちご羽二重』羽二重餅製
『いちご羽二重』《尾張菓子 きた川》 ▪︎販売価格:1個480円(税込) 3個入り1,441円(税込) ▪︎販売期間:11月〜5月 ※愛知県産苺「紅ほっぺ」は6月下旬〜7月下旬のみ北海道産苺「なつみずき」に変更します ▪︎賞味期限:当日中 ▪︎特定原材料等:卵 ▪︎栄養成分表示:1個あたり 128kcal
“大きい!” “思ってたんと違う形してる!”
箱を開けてまず目を引いたのは『いちご羽二重』の大きさと羽二重餅の三角。○が△だっただけでこんなに意外性を生むなんて、和菓子ってほんとに興趣が尽きません。食べる前から伝わるきめ細やかな羽二重餅の生地感は《きた川》の和菓子職人さんの為せる技。ふんわりと空気を含んだ羽二重餅は、火力調整と一気に練り込むことで生まれるそうです。
原材料名 | いちご(国産)、砂糖、白玉粉、小豆、卵白、片栗粉 |
代表銘菓『へそくり餅』と比べてみると『いちご羽二重』が大きいことが一目瞭然。見た目も『へそくり餅』はつるん、『いちご羽二重』はふんわりとしています。同じ羽二重餅製でも意匠に違いが出て面白いものですね。
半分に割ってみると『へそくり餅』は益々みずみずしく『いちご羽二重』の羽衣のようなふんわり感が引き立ちます。
“苺、羽二重餅、こし餡、その全てが主役です”というだけあって、苺の風味も小豆こし餡のなめらかさも羽二重餅に負けていません。贅沢な一品です。難を云えば、羽二重餅で全体をくるんでいないので若干食べづらいことぐらいでしょうか。まぁ、そんな些末なこと気にならないくらい美味しかったのでリピート購入したいものです。今度は「なつみずき」の時期にでも。
今回ご紹介した和菓子店舗
《尾張菓子 きた川》本店
住所 | 〒462-0837 愛知県名古屋市北区大杉3-14-7Google Maps ◇ 駐車場:なし 近隣コインパーキング □ 名鉄瀬戸線 尼ケ坂駅 徒歩3分 地下街で連絡 □ 名古屋市営地下鉄名城線「名城公園」駅より 徒歩15分 |
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電話 | 052-911-3710 |
営業時間 | 【平日・土曜】9:00〜16:00 【日曜・祝日】 9:00〜15:00 |
休業日 | 月曜日・火曜日 |
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