こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
【秋の彼岸】、お墓参りや法要によってご先祖様に感謝する期間ですね。みなさんはご先祖様の供養などなさいましたでしょうか。
お供え物に用意するのが「おはぎ」。これは、秋の花「萩」に由来しています。ちなみに【春の彼岸】は同じ形状で、春の花「牡丹」に由来した「ぼたもち」をお供えします。昔は貴重であった砂糖と邪気払いを意味する「赤」の小豆を使った「おはぎ」を供えることで、ご先祖様に感謝の気持ちを伝えることに繋がると云われています。
秋の彼岸とは【秋分の日】を中日としてその前後3日間、計7日間を指します。 □9月20日(水) 彼岸入り □9月23日(土・祝) 中日【秋分の日】 □9月26日(火) 彼岸明け |
昔に比べてカラフルなもの、華やかな花弁を型どったもの等バリエーションが増えた「おはぎ」。これはこれで楽しいのですが【秋の彼岸】に食べるならシンプルなものが一番です。
『萩のもち』小豆こし餡製 道明寺芯
『萩のもち』《川口屋》
▪︎販売価格:1個300円(税込)
▪︎販売期間:9月20日(水)~9月26日(火)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:なし
なめらかなこし餡で道明寺餅を包みこんだおはぎ仕立ての『萩のもち』。やわらかに炊いた小豆の粒が時折混じり、食感にアクセントをもたらしています。いい塩梅で塩気もあって、さっぱりといただける一品です。萩の花のように小さく上品にまとまっているので、ペロリと食べられるのも嬉しいところ。
一般的に【春の彼岸】はこし餡、【秋の彼岸】はつぶ餡で「おはぎ」を作られる和菓子屋さんが多い印象です。これは小豆の収穫時期が秋であるため、小豆の皮が柔らかい【秋の彼岸】はつぶ餡仕立てにされているようです。只でさえ、小豆をこし餡にするのは手間暇かかるのに《川口屋》さんのはこし餡ベースに更に小豆の粒を付け加えているのが感動もの。道明寺餅のつぶつぶ感や弾力は控えめなので、小豆の風味を損なうことなく馴染むのも素晴らしい出来映えです。
今回ご紹介した和菓子店舗
《川口屋》
住 所 アクセス | 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦3-13-12 ・名古屋市営地下鉄「栄」駅から徒歩約4分 |
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電話番地 | 052-971-3389 ※御菓子の予約は1個からお電話にて承っております。 |
営業時間 | 9:30~17:30 |
休業日 | 日曜日・祝日・第3月曜日 |
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