こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
今回ご紹介するのは、創業1927年の京都の甘味処《甘味茶屋 梅園》の『あんがさね』。3代目店主・西川葵さんが手がけるのは、古きよき伝統を活かしつつ、餡を使った新しい和×洋の御菓子です。
新進気鋭の和菓子職人たちでもお話ししましたが、「和」「洋」の枠に囚われず人々に愛される御菓子を作られる職人さんたちは素晴らしい。熱い眼差しを向けています。
【マツコ会議】でマツコ・デラックスさんが仰っていたように、時代に合わせて進化していく和菓子にこれからも目が離せません。
さて、『あんがさね』はどんな御菓子なのか見てみましょう✨
和と洋のマリアージュ『あんがさね』
『あんがさね』《甘味茶屋 梅園》
- 1箱4個入り 802円(税込)
- 4種の焼き菓子×4種の餡
- 賞味期限:25日(常温)
- 特定原材料等:小麦、乳、卵、大豆
- 栄養成分表示:1箱あたり378kcal
梅の花が描かれた箱を開けると中には、焦茶・深碧(しんぺき)・香染・白茶の色とりどりの焼き菓子がちょこんと並んでいました。焼き菓子だけでなく餡も4種、それぞれ違う味わい。これはテンション上がりますねー✨
4×4の組み合わせはこちら↓
- ココアフランボワーズ (右上):濃厚でビターなココア×甘酸っぱいフランボワーズ
- しょう油きな粉 (右下):しょう油の香ばしさと程よい塩味×優しい甘さのきな粉餡
- 抹茶柚子 (左下):抹茶の上品なほろ苦さ×香り豊かな柚子餡
- 全粒粉レモン (左上):小麦を感じる全粒粉×爽やかな酸味のレモン餡
焼き菓子は、ほろりとほどける柔らかさ。しっとりと餡に馴染んでいます。
ココア×フランボワーズは洋菓子ではよく見かける組み合わせですが、餡になるとどうかしら?…と思ったものの、杞憂でしたね。しっとりとしたビターなココア生地を味わっていると、じんわりとフランボワーズの甘酸っぱさと香り、上質な餡の味わいがやって来ます。これはいい!
【しょう油きな粉】は、京都の甘味処として100年近く店を構える《甘味茶屋 梅園》の真骨頂とも云うべく一品。甘辛くて、まるでみたらし団子を食べているかの味わいです。
【しょう油きな粉】の後すぐに【全粒粉レモン】を食べた子どもは、
すっぱぁー✨
と、目を白黒させておりました。「濃厚な甘辛」から「爽やかな酸味」に舌が追いつかなかったのでしょう(笑)。ちょっとお茶でも飲んで、ひとつひとつ丁寧にいただいたほうが良さそうです。
私の一推しは【抹茶柚子】。抹茶のほろ苦さを包み込む風味豊かな柚子餡が素晴らしい!味比べはときめくけど、【抹茶柚子】のみでも買いたいくらい気に入りました。
今回ご紹介した和菓子店舗
《甘党茶屋 梅園》河原町本店
- 住所:京都市中京区河原町三条下る山崎町234-4
- 電話番号:075-221-5017
- FAX:075-255-4498
- 営業時間:10:30 ~ 19:30(LO 19:20)
- 定休日:なし
《甘党茶屋 梅園》三条寺町店
- 住所:京都市中京区天性寺前町526
- 電話番号(FAX共通):075-211-1235
- 営業時間:10:30 ~ 19:30(LO 19:20)
- 定休日:なし
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