【敬老の日】に食べたい和菓子『菊の盃』『ご長寿餅』

両口屋是清

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

9月の第3月曜日は【敬老の日】、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日です。

本日は【敬老の日】に相応しい和菓子を二品ご紹介したいと思います。

『菊の盃』こなし製 栗入り小豆こし餡  

『菊の盃』《両口屋是清》

▪︎販売価格:1個422円(税込)
▪︎販売期間:9月16日~9月23日
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:小麦粉
▪︎栄養成分表示:1個あたり 134kcal

盃に菊の花を浮かべて長寿を祝う『菊の盃』を意匠とした一品です。大輪の菊というよりもスプレーマムくらいの小菊のイメージでしょうか。赤支子(あかくちなし)の色合いが明るくポップで、長寿のお慶びに華やかさを添えています。

子どもは四角い『菊の盃』を見て

座布団みたーい😆

と、情趣もへったくれもない感想を述べていましたけどね…(笑)

【菊慈童】の謂れにもあるように、菊は不老長寿の象徴とされる花です。【重陽の節句】や【敬老の日】の行事がある9月はとくに、「菊」をモチーフとした和菓子が店頭に並びます。

「菊慈童(きくじどう)」とは
穆王(ぼくおう)に仕えた中国の仙童。枕に添えられた経文を菊の葉に書きつけ、そこから滴る雫を飲んだところ不老長寿になったといわれる人物。

⏫中は、小豆こし餡。所々、栗の粒が見え隠れしていますね。むっちりと弾力があるこなしに、栗の粒感がアクセントになっています。

『ご長寿餅』羽二重餅製小豆こし餡

『ご長寿餅』《美濃忠》

▪︎販売価格:1個324円(税込)
▪︎販売期間:9月16日~9月19日
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:卵、大豆

健康長寿を願った丹波黒豆が、柔らかな羽二重餅から透けてみえる一品です。黒は邪気を祓う魔除けの色とされており、黒豆には「厄除け」としての意味も込められています。

ふわふわの羽二重餅から透けているのは黒豆だけではありません。

はて、この黄色の正体は?五穀の粟かしら。

⏫正解は秋の味覚、刻み栗でした。コリッとした食感が、なめらかなこし餡にアクセントを生んでいます。

ふわりとした口どけの羽二重餅の『ご長寿餅』、長生きしていつまでも食べていたいなぁと思わせる味わいでした。

今回ご紹介した和菓子店舗

《両口屋是清》八事店

住所468-0061
愛知県名古屋市天白区八事天道302 GoogleMap
・地下鉄名城線・鶴舞線「八事」2番出口徒歩3分
・駐車場:6台有り
電話052-834-6161
営業時間販売:9:00 〜 18:00
喫茶:11:00~17:30(L.O.17:00)
※コロナの影響により営業時間が変更になる場合があります。詳しくは公式サイトまで
休業日毎週水曜日

《美濃忠》本店

住  所〒460-0002
愛知県名古屋市中区丸ノ内1-5-31
地下鉄鶴舞線・桜通線「丸の内」駅8番出口より 徒歩5分
丸の内駅から301m
電  話
FAX
ホームページ
052-231-3904(代)
052-231-1804
http://www.minochu.jp/
営業時間9:00~18:00
休業日年中無休

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