【夏旅】日本100名城巡りと草津温泉~草津温泉編

日々のこと

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

今回の【夏旅】は日本100名城巡り&草津温泉。草津温泉をめーいっぱい楽しみたい母子と城巡りしたい夫との攻防によりハードな旅程となりました。

1日目9:30 小諸城址·懐古園到着[所要時間:1時40分 小諸城址·懐古神社参拝·島崎藤村記念館]
12:00 上田城跡公園到着[所要時間:2時間 上田市立博物館·真田石·櫓内見学·真田神社]
16:30 草津温泉周辺散策[西の河原公園·湯畑…etc.]
2日目10:50 箕輪城到着[所要時間:40分·スタンプ場所の高崎市箕輪支所まで10分]
13:20 鉢形城(埼玉県)[所要時間:1時20分]
21:00 湯畑ライトアップ
3日目9:00 草津温泉散策[湯もみショー観覧(熱乃湯)·目洗い地蔵尊·顔湯、西の河原露天風呂…etc.]
14:50 金山城到着[所要時間:1時間]
16:30 足利氏館(鑁阿寺)·栃木県[所要時間:30分]

【夏旅】に草津を選んだ理由、それは「草津は涼しい」ことにあります。朝夕は長袖でも過ごせるくらいほど!名古屋なんて熱風が吹いているというのに…。“年々暑くなってます”と草津の方は仰ってましたが、草津の風はなんて涼しいんでしょう。

草津でゆったり過ごすのではなく、いかに短い時間で草津を楽しみきるか。ヘトヘトの身体を草津で癒しながら連日城巡りに出かけていました。

●【草津】お楽しみプラン
◇さまざまな時間帯の「湯畑」を観察する
◇草津温泉プリン、草津温泉まんじゅう、燻製たまご、手焼き煎餅…etc. 食べ歩きを楽しむ
◇外湯巡り
◇湯もみショー(熱乃湯)を観覧する
◇西の河原公園を散歩
◇草津温泉(湯畑産)で採取された「湯の花」を購入する ※発売元「群馬県草津町」

泊まったのは「ホテルスパックス」。朝夕のご飯がたっぷりな宿です(おいしかった❤️)。最終日にはお腹パンパンで、昼夜のご飯をほとんど食べられないまま帰路につきました。

このこともふまえて、草津温泉を楽しむための5ヶ条を立ててみました。

1.宿は素泊まりor朝食プランでOK。いろいろ食べ歩きしたいなら宿のご飯でお腹いっぱいだと不利(笑)
2.無料の共同風呂や露天風呂…etc.たくさんの湯に浸かりたいが草津の湯は強い(※)。1日三湯と心得よ。※PH値2.05の強い酸性のお湯
3.坂道やゴツゴツした足場が多い。スニーカー必須です。
4.服が傷むかもしれないくらい草津の湯は強い。お気に入りの服は泣く羽目にならないよう要注意。
5.トリートメントは持っていこう。肌はツルツルだが、髪はキシキシ。…草津の湯は強い!

プラン①「湯畑」~時間を変えて楽しむのがおすすめ!

草津を訪れたなら見たいものナンバーワンが「湯畑」です。草津温泉はなんと!3万リットル/分以上、1日にドラム缶約23万本分もの温泉が湧き出している土地。自然湧出量は日本一を誇ります。草津温泉のシンボルともいえる「湯畑」では、4,000リットル/分の温泉が湧き出ているんだそうですよ。

まずは朝9時の「湯畑」。

湯桶で適度に温度が下げられた源泉が勢いよく流れ落ちる「湯滝」⏬は人気撮影スポット。

湯畑に沈んでいる木枠の湯「御汲上の湯枠」。8代将軍吉宗が湯枠の湯を樽詰めにして江戸城へ運ばせたという史実が伝えられています。

お次は、夕方6時頃の「湯畑」。灯籠や街灯に灯りが点き、朝の陽光とは違う風情があります。

草津温泉の源泉は7本の木製の湯桶を通り、外気によってほどよく冷やされる仕組みになっています。その過程で生まれる沈殿物を採取し乾燥させたものが「湯の花」です。草津のお土産としても人気ですね。

草津に訪れた歴史に名を残す「草津に歩みし百人」。湯畑の石柵に草津を訪れた偉人・著名人の碑が刻名されています。

この日は夕立がありました。雨宿りしながら草津名物を食べる人、傘をさしながら「湯畑」を楽しむ人…etc. わが家は雨宿り先で「燻製たまご」を食べましたよ。

最後は、午後9時頃の「湯畑」。

ライトアップされた「湯畑」は幻想的な雰囲気です。

浴衣姿で楽しむ人達が多くいらっしゃいました。

プラン②草津温泉名物を楽しむ、食べる

草津の街並みに合わせてか郵便ポストは昔ながらの丸ポスト型。赤以外にも薄緑や黒、青とさまざまな色のポストがありました。

草津名物·温泉まんじゅうはお店によって味わいが違うので、散策しながら食べ比べするのも楽しいもの。

湯畑の目の前にある《本家ちちや》さん。店頭で蒸したての温泉まんじゅうが買えます(支払いは現金 or PayPay)。「二色まんじゅう」は栗あんを小豆こし餡で包んだ二層仕立て。栗あんは珍しいですね✨

江戸情緒が感じられる《松むら饅頭》さん。茶色の黒糖生地にとろりとした小豆つぶ餡入り。

ほかにも《山びこ温泉まんじゅう》さんの「揚げまんじゅう」も出来立てが食べられるとか。どれも小ぶりサイズなので食べ歩きにおすすめです。

連日行列の《草津温泉プリン》さん⏬

子どもは悩みに悩み「湯もみプリン·湯畑プリン·夜の湯畑プリン」の3種セットを購入しました。

出来立ての「あゆの塩焼き」や「えびの塩焼き」が魅力的な《だんべえ茶屋》さん⏬

「串ぬれおかき」が珍しい《寺子屋本舗》さん。

人気ナンバーワンは温泉マーク入りの『草津温泉海苔』。こちらは食べ歩き用·お土産用の両方が販売されていました。

名だたる文学碑や日本武尊を祀る「白根神社」へと続く坂道。草津で最も古い共同浴場「鷲乃湯」の記念碑もあります。

他にも気になるお店がいっぱい💓次回はのんびりと散策、食べ歩きしたいものです。

そういえば、外国人観光客は少なかったなぁ…

プラン③【草津三湯】西の河原公園を散歩、源泉に触ってみよう

【草津三湯】のひとつ「西の河原露天風呂」に入ってみました。時間の都合上「西の河原露天風呂」のみでしたが、三湯全部入るなら「ちょいな三湯めぐり手形(有効期限なし)」がおすすめですよ。

【草津三湯】とは
源泉かけ流し「大滝乃湯」「御座之湯」「西の河原露天風呂」のこと。
◇「大滝乃湯」一番湯から順に熱くなっていく“合わせ湯”が特徴。第2・第4土曜日は煮川源泉の「効能成分」たっぷりの極上のにごり湯が堪能できる。
◇「御座之湯」二種類の源泉[湯畑][万代]を使用。
◇「西の河原露天風呂」総面積約500㎡(男湯333.5㎡/女湯166.0㎡)と日本有数の広さを誇る露天風呂。

「西の河原露天風呂」には洗い場やドライヤー等の設備がありませんので、髪を濡らさないように注意が必要です。夏場でしたが、風が心地よく雄大な景色に囲まれての温泉は最高でした✨

露天風呂を楽しんだあとは公園を散策。

ゴツゴツした岩場のなかをエメラルドグリーンの源泉が流れています。

触ってみるとなかなかの熱さ。

偉人·ベルツ博士の記念碑や俳人の斎藤茂吉・水原秋桜子など句碑も見ることができます。

西の河原公園はその昔“鬼の泉水”と呼ばれていたそうな。⏬「鬼の茶釜碑」

露天風呂を入ったあとはゆったりと「湯もみプリン」をいただきました。

『湯畑プリン』と西の河原公園「琥珀の池」「瑠璃の池」とのエメラルドグリーンの共演。

西の河原公園にも足湯がありましたが、草津はあちらこちらに無料の足湯があります。石畳を歩いて疲れた身体を癒すのにぴったり!なかには「顔湯」なんてのもありました。

珍しい「顔湯」は「地蔵の湯」のそばに設置されています。箱の中を覗き込むと地蔵源泉の蒸気があたる仕組み。目にも良いと聞いて家族3人とも覗き込みましたよ。

ライトアップされた「光泉寺」と「御座乃湯」⏬

「ゆもみちゃん」のマンホールがあちこちに。3つ揃ったマンホールは裏草津にありました。

カラフルな大小の「ゆもみちゃん」マンホールは「熱乃湯」にて発見!「湯もみショー」チケット販売所あたりに設置されています。

プラン④【湯もみショー】を観覧しよう

湯畑目の前の「熱乃湯」では毎日【湯もみショー】が開催されています。草津に訪れたら絶対観ておきたいもののひとつ!。

観覧時間●1日6回公演·20分程度 ※飲食禁止。 但し、熱中症予防で水分補給のみ可
9:30 10:00 10:30 15:30 16:00 16:30
◇チケット販売は各公演の30分前から販売所のみで購入いただけます。
■ 日·月曜日のみ 11:30 ~ 12:50「湯もみ体験」できます。
※メンテナンスやイベント等による臨時休演あり。
観覧料金大人700円(税込)小学生350円(税込)
「熱乃湯」インターネット特別割引券 ※大人料金50円引き
演目1.オープニングムービー
2.踊り【草津節】
3.湯もみの実演【草津節】
4.踊りと湯もみ【草津湯もみ唄】

中にはクーラーがありませんが、大型扇風機&団扇の配布があるので思ったより過ごしやすいです。2階席から【草津節】の踊りを見た後「湯もみ」をよく観るため1階席に移動しました。

湯もみのお姉さん方が唄う【草津節】にのせて「湯もみ実演」が始まりました。約50℃近い草津の源泉を180cmの板を入れて湯をもみ、入浴できるまでの一定の温度に下げます。「湯もみ」をすることにより、温度を下げるだけでなく、湯を柔らかくする効果や入浴前の準備運動にもなります。

●湯もみ実演【草津節】

「草津観光協会公式サイト」より

「チョイナチョイナ」の囃し言葉が独特な【草津節】。観覧している場所でも源泉の熱量が伝わるくらいなのに、湯もみのお姉さん方は【草津節】をまったりと唄い板をリズミカルに左右に動かします。

●踊りと湯もみ【草津湯もみ唄】

「草津観光協会公式サイト」より

「草津湯もみ唄」に合わせて湯もみのお姉さん方が踊りを披露、次々に登場しました。

見物は湯もみパートが30秒たった頃から。湯もみのお姉さん方は腰を落として激しく「湯もみ」を行います。バシャッ、バシャッと大きな湯飛沫に観客からの歓声が上がりました。よく見ると、ただ真っ直ぐ板を差し込んでバシャッと湯を上げているのではなく、左右に傾ける動作を入れていることが分かります。意外と体力がいりそうな動きです。

プラン⑤お土産を買おう!「湯の花」「草津温泉煎餅」「花いんげん豆」…etc.

●「花いんげん豆」を使った和菓子

ご自慢の「花いんげん豆」を使った和菓子は《菓匠 清月堂》にて購入。1個220円~なのでお土産にぴったりです。

花いんげん豆の甘納豆『金豆』『銀豆』は珍しいですね。

●「湯もみプリン」

「湯もみプリンセット」のうち『夜の湯畑プリン』&『湯もみプリン』はお持ち帰り。賞味期限が4日間なので家に帰ってから色が変わる『夜の湯畑プリン』を楽しみました。

色が変わる秘密は「バタフライピー」にあり。バタフライピーに含まれるアントシアニンは抗酸化作用のあるポリフェノールのひとつで、アルカリ性の性質をもちます。なので、酸性のもの(レモン果汁など)と合わせると化学反応で青色から紫色に色が変化するんですね。子どもは色の変化に大喜びでした。

●「湯の花(湯畑産)」

草津温泉の「湯の花(湯畑産)」は年間に約4,000個位しか採取されません。購入する際は、パッケージの発売元が【群馬県草津町】であるかご確認くださいね。

●「草津温泉煎餅」

《寺子屋本舗》さんでは京都発祥のお煎餅屋さん。草津店では温泉マーク入りの『草津温泉海苔』が購入できますよ。

住所群馬県吾妻郡草津町大字草津507番地源泉大日の湯 極楽館1階
□ 草津温泉バスターミナルから西の河原温泉方面へ徒歩7分
電話0279-88-9707
営業時間9:30~17:30
休業日なし

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