おすすめ和菓子『月あかり(柚子の香)』《本まつばや》

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こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

本日、4月23日は「サン・ジョルディの日」です。名前の由来となったのは、スペイン・カタルーニャ地方の守護聖人であるサン・ジョルディという騎士。

物語の舞台は、スペイン・カタルーニャ地方。当時人々はドラゴンに怯え、いけにえを捧げながら暮らす辛い日々を送っていたそうです。ある日、王女さまをいけにえとして差し出さなくてはならなくなってしまいます。そこで王様に命じられて立ち上がったのが、騎士サン・ジョルディ。見事ドラゴンを退治することに成功しました。そのとき、ドラゴンの体に刺さった剣から美しい赤いバラが咲いたのです。そしてサン・ジョルディは王女にそのバラを贈りました。

サン・ジョルディが殉教した4月23日は恋人同士や親しい人たち、家族の間で1本のバラと1冊の本を贈り合う日とされています。本を贈るのは「ドン・キホーテ」の著者·ミゲル・セルバンテスやウィリアム・シェークスピア等、名だたる文豪の命日であることに由来しているそうですよ。文学に非常に縁の深い日であることから本を贈るという風習が広まったんですね。

「本を贈る」なんて、何て素敵な風習なんでしょう💕私も昔、誕生日に本をいただいたことがありますが、喜びも一入でした。最近、本を読む時間がめっきりと減ってしまったのでこれを機に読書を習慣づけようかしら。

本を読みながらいただくなら、上生菓子よりも干菓子や半生菓子がおすすめですね。

代表銘菓『月あかり(柚子の香)』半生菓子

代表銘菓『月あかり(柚子の香)』《本まつばや》
▪︎販売価格:1箱7個入り 756円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より約1ヶ月
▪︎特定原材料等:卵
▪︎栄養成分表示:1箱あたり 313kcal

厳選した新鮮な平飼い卵の黄味と上質な寒天に香り高い柚子を練り込んだ風味豊かな半生菓子『月あかり(柚子の香)』。 ふわりとした口当たりと口の中ですっと溶ける独特の食感が、夜を照らす月のやわらかな光を連想させる一品です。御菓子には湯原王(ゆはらのおほきみ)の詠んだ恋歌が添えられています。

月読の光に来ませあしひきの山を隔りて遠からなくに

月の光をたよりにおいでなってください。山が隔てているような遠い道ではないのですから 【万葉集 巻四(六七〇)】

淡黄色で仕上げられた『月あかり』はまるで恋の儚さを表しているかのようにもみえます。

原材料名砂糖(国内製造)、卵黄(卵を含む)、柚子、小豆、寒天

口にしたときの食感も柚子の爽やかな香りも何だかハマりそうな不思議な感覚がします。子どもは「スポンジ食べてるみたーい💕」と身も蓋もないコメントをしていましたが、大層気に入ったもよう。また、食べたいとリクエストしていました。

今回ご紹介した和菓子店舗

《本まつばや》本店

住 所 〒543-0041
大阪府大阪市天王寺区真法院町1-14

□JR環状線「桃谷」駅より西へ徒歩約5分
□地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」駅より東へ徒歩約10分
電話06-6771-0304
営業時間10:00~18:00
休業日日曜日

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