【やっとかめ文化祭2024 和菓子企画】おすすめ和菓子エントリーNo.8『照り葉』《川口屋》

おすすめ和菓子屋さん

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

今回ご紹介するのは【やっとかめ文化祭2024】なごや和菓子巡り企画に選ばれた和菓子屋、創業330年の《川口屋》さんのもの。何をかくそう、私が和菓子にハマるきっかけとなった和菓子屋さんです。「林修のニッポンドリル」で『水羊羹』が絶品和菓子のひとつとしてご紹介されたこともあるんですよ。

【やっとかめ文化祭】とは
毎年10月下旬から11月中旬にかけて、名古屋のまちを舞台に伝統芸能の公演、歴史や文化に出会う寺子屋・まち歩きなど、多彩なプログラムを開催する文化の祭典のこと。今年の【和菓子巡り企画】のテーマは「大好きな人に贈りたい、名古屋の和菓子和菓子」。ナビゲーターは文筆家の甲斐みのりさんです。

《川口屋》さんの「大好きな人に贈りたい、名古屋の和菓子和菓子」に選ばれたのは『照り葉』。どんな味わいなのでしょう。どうぞお楽しみください。

エントリーNo.8『照り葉』こなし製 小豆つぶ餡

エントリーNo.8『照り葉』《川口屋》
▪︎販売価格:1個350円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:小麦粉

草木が紅葉して美しく照り輝くさまをこなしで表現した一品です。ベースの黄色に、刷毛でさっとなぞったかのように黄浅緑(きあさみどり)、紅葉色(もみじいろ)の色重なるところに情趣が感じられます。

「もみじ」とは色を揉み出ずるが語源といわれていますー植物から染料を取り出すときの徐々に色変わりするさま[揉んで色を出す]=[もみづ]。本来は緑の色素(クロロフィル)が秋が深まるにつれ分解され、アントシアニンが合成されることによって赤く変化するのですが…そんな科学的な見解よりも自然の偉大な力が色を揉み出したのだ、と表現できる感性のほうが素敵だなと思うのです。

照り葉の紅葉の葉っぱは、こなし製。中にはつぶあんが包まれています。川口屋さんには、ぜひとも和菓子好きの友人を連れてお店を訪ねてもらいたいです。

甲斐みのりさんコメント

“和菓子好きの友人を連れて”は同感💕錦なのでちょっと訪れにくく感じるかもしれませんが、おかみさんも気さくな方だし、何よりどの和菓子も絶品なんです!

秋が深まると店頭に並ぶのが『木守り』。こちらは完熟柿の餡をきんとん仕立てにしたもの。柿の風味がじんわりとしておいしいんですよねー✨季節が巡るごとに「そろそろあの和菓子が並ぶかな?」とお店に訪れるのも楽しいものです。

今回ご紹介した和菓子店舗

《川口屋》

住 所 〒460-0003
愛知県名古屋市中区錦3-13-12

・名古屋市営地下鉄「栄」駅から徒歩約4分
電話052-971-3389
※御菓子の予約は1個からお電話にて承っております。
営業時間9:30~17:30 
休業日日曜日・祝日・第3月曜日

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