こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
二十四節気では5月5日より【立夏】に入りました。江戸時代、太玄斎によって書かれた「こよみ便覧」に依れば ※こよみ(暦)便覧は、江戸時代に出版された暦の解説書
暦のうえで夏の始まりの時期で、春分と夏至の中間にあたります。
【立夏】の七十二候 | 名称 | 意味 |
初候 5月5日〜5月9日頃 | 蛙始鳴(かわずはじめてなく) | 春先に冬眠から目覚めた蛙がウォーミングアップを終え、元気に活動し始める頃 |
次候 5月10日〜5月14日頃 | 蚯蚓出(みみずいづる) | 冬眠していたミミズが土の中から出てくる頃 |
末候 5月15日〜5月19日頃 | 竹笋生(たけのこしょうず) | たけのこがひょっこり顔を出す頃 |
今回は夏めく季節にぴったりな美しい和菓子をご紹介したいと思います。どうぞお楽しみください。
『モッコウバラ』練り薯蕷きんとん製

『モッコウバラ』《御菓子所 松華堂》
▪︎販売価格:1箱3個入り 1,031円(税込)[季節の和菓子セット]より
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:やまいも
▪︎栄養成分表示:1個あたり 163kcal
半田運河エリアに建つ小栗家住宅の庭には「萬三の白モッコウバラ」と呼ばれる樹齢150年を超える日本最古・最大級の白モッコウバラが植えられています[半田市(愛知県)天然記念物に指定(2011年)]。花が咲く4月中旬から5月初旬には特別公開が行われ、初夏の半田の名所として訪れる大勢の人々を楽しませてくれます。半田に暖簾を掲げる老舗和菓子屋《松華堂》さんは、可憐な『モッコウバラ』をあっさりとした練り薯蕷のきんとんで表現しました。若葉色のきんとんに可憐に花咲かせる白練(しろねり)色の『モッコウバラ』という風情ですね。

原材料名 | 砂糖(国内製造)、白小豆、伊勢芋(やまいも含む)、よもぎ |
中は上品な甘さの白小豆あん。練り薯蕷がふんだんに使われていて白小豆あんは控えめな分量ですが、甘さのバランスがちょうどいい塩梅に仕上がっています。


⏫「季節の和菓子セット」に一緒に入っていた羽二重餅製小豆こし餡の『潮干狩り』と


⏫ういろう製白小豆こし餡の『花藤』。色んな製法の和菓子が楽しめて嬉しいかぎりです。こちらは「名古屋三越 菓遊庵」にて買い求めました。
今回ご紹介した和菓子店舗
《御菓子所 松華堂》
住 所 | 〒475-0887 愛知県半田市御幸町103番地 知多半島道路半田インターから車で15分 ・名鉄知多半田駅から徒歩10分 ・JR半田駅から徒歩3分 → 所在地の詳細はこちらから |
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電 話 | 0569-21-0046 |
営業時間 | 8:30~17:30 |
定休日 | 毎週水曜日・第三火曜日 1月1日・2日 ※桃の節句、端午の節句、お盆、12月後半は休まず営業いたします。 |
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