こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
5月の第2日曜日は【母の日】ですね。母の日に贈る花といえばカーネーション。みなさんは、何故カーネーションを贈るのかご存知でしょうか。
1908年5月10日アンナ・ジャービスが、社会活動家であった亡き母アン・ジャービスを追悼するため、母が教師をしていた教会の日曜学校で記念会を開き白いカーネーションを寄贈したのが【母の日】の始まりと云われています。このことをきっかけに、アメリカでは1914年に5月第2日曜日を【母の日】と定めました。 |
日本では、アメリカに倣って5月の第2日曜日を【母の日】としていますが、健在の母には赤いカーネーションを、亡き母を偲ぶ場合には白いカーネーションを贈ります。白いカーネーションが【母の日】の象徴だったアメリカとは違い、色によって意味合いを変えて贈るのが一般的とされています。
…知らないで白いカーネーションと贈ると、大惨事になりそうですね。
まあ、私は花より団子が信条なので本日もおいしく和菓子をいただいております。
『感謝花』練りきり製 小豆つぶ餡
『感謝花』《和の菓さんのう》
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎原材料名:砂糖、白餡、小豆、山芋、餅粉/食用色素
▪︎特定原材料等:やまいも
練りきり餡を平たく絞り出して1枚ずつフリルのように重ね合わせ、華やかなカーネーションを表現しました。鮮やかな赤紅(色)の花びらが美しく際立つように若葉色の土台の上に花びらを乗せ仕上げてあります。高さが出ることで、カーネーションの凛とした風情がより感じられることでしょう。
若葉色の練りきりの中は小豆つぶ餡。花びらを崩してしまうのがもったいないなぁと思いながらいただきました。
最近【母の日】のカーネーションに黄色や紫など、お母さまが喜ばれる色を選ぶ方も増えてきたとか。代表的な赤色のカーネーションは、花言葉で「母への愛」「熱烈な愛」「愛を信じる」という意味合いになります。
カーネーションの花言葉
- 黄色 「美」「友情」
- ピンク 「温かい心」「感謝」「気品・上品」「美しい仕草」
- オレンジ 「純粋な愛」「清らかな慕情」
- 青色 「永遠の幸福」
今月の季節の上生菓子セット内容
左上から時計回りに
▪︎『つつじ』きんとん製 道明寺芯
▪︎『杜若』練りきり製 小豆こし餡
▪︎『若楓』羽二重餅製 小豆つぶ餡
▪︎『感謝花』練りきり製 小豆つぶ餡
▪︎『緑さす』錦玉製&羊羹製
▪︎『水牡丹』本葛製 白餡
1箱6個入り 2,900円(税込)
清々しい初夏の情景を錦玉羹に浮かべた青楓で表現した『緑さす』。カーネーションと同様【初夏】の季語にあたり、初夏の初々しい若葉を表した言葉です(「新緑」の子季語)。風薫る5月、見上げる木々の爽やかさに心が浄化される気分を味わえるのではないでしょうか。
今回ご紹介した和菓子職人
フリーランス和菓子職人《和の菓さんのう》
製造者 | フリーランス和菓子職人 三納寛之 |
住 所 | 岐阜県瑞穂市野白新田337-1-102 |
電話番号 | 090-3834-3444 |
定期販売 日·場所 | ◇ 名古屋三越星ヶ丘テラス The Kitchen2階 毎月第2火曜日・第3日曜日 ◇ 岐阜県本巣市atelierフェリス 毎月第4水曜日 ※インスタグラムで予約可 |
コメント