【日本三大稲荷】豊川稲荷へ参拝いたしました~御朱印巡りの旅

日々のこと

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

私事ですが、1年半ほどかけて取得を目指していた社内資格にこの度合格いたしました👏合格が終着点ではなく、ここからがスタートですので気を引き締めて精進してまいりたいと思います。

さて、一区切りついたところで予てより参拝したいと思っていた[豊川稲荷]へ足を運ぶことにしました。…神社仏閣巡りを趣味としているのですが、実は「稲荷神社」特有の朱色の鳥居×狐の組み合わせが少しだけ怖いんですよね。畏れ、なのでしょうか。なので、県内にありながら今まで[豊川稲荷]へ訪れたことは一度もなかったのです。ところが調べてみると、日本三大稲荷※のひとつとされる[豊川稲荷]は神社ではなく円福山豊川閣妙厳寺(えんぷくざんとよかわかくみょうごんじ)という曹洞宗の禅寺だというではありませんか。※伏見稲荷大社(京都市)·笠間稲荷神社(茨城県笠間市)·豊川稲荷(愛知県豊川市)

鎮守·豐川吒枳尼眞天が稲穂を荷い白い狐に跨っておられることから、 いつしか「豊川稲荷」の通称が広く知られるようになったのだとか。

⏫特別御朱印には稲束を荷い手に宝珠を捧げ、白狐に跨って現れる見目麗しき霊神·豐川吒枳尼眞天のご様子が描かれています。

[豊川稲荷]みどころ

[豊川稲荷]は本殿のほかに、1000体余りの狐の石像が並ぶ「霊狐塚(れいこづか)」や撫でると福を授かる「おさすり大黒天」、打ち出の小槌を振りながら大黒天にお参りできる「景雲門」…etc. 歴史的、芸術的に優れた彫刻や建築物など数多くみられます。境内は思いの外、広大。外国人観光客の皆様も参拝されていましたが、広々としているのでかち合うこともなくゆったり歩きながら1時間30分ほどで参拝できました。

まずは「総門」。門扉及び両袖の扉をじっくりと眺めましょう。

一千有余年の樹齢を重ねた欅の一枚板(高さ4.5cm ×幅1.8cm ×厚さ15cm )で欅独特の鱗のような木目(如輪目)は類い稀な木材として専門家に知られています。諸処に使用されている唐金手彫の金具も見事なもの。偶々ご一緒になったツアーガイドさんも「総門」 を熱く語っておられました。

「総門」をくぐって真っ直ぐ進むと「山門」が見えてきました。こちらは、天文5年(1536)今川義元公が寄進した建物です。[豊川稲荷]内で現存する最古の建物で、唯一の丸瓦葺造りの屋根の形をしています。

さて、少し戻って左に進むと大鳥居に到着。

大鳥居の向こうに本殿が小さく見えますね。

鳥居の両側には狛犬ならぬ狛狐のお姿があります。「狐」は神の使者、眷属(けんぞく)と呼ばれる存在です。

豐川吒枳尼眞天がお祀りされている本殿に到着しました。令和8年には七十二年ぶりとなる吒枳尼真天の御開帳が計画されているそうですよ。

本殿でお参りの際には、霊神·豐川吒枳尼眞天の出現時に唱えていたとされる真言を唱えます。

「尸羅婆陀尼黎吽娑婆訶 (オン シラバッタ ニリウン ソワカ)」

毎回参拝する際には硬貨をたくさん持っていくのですが、[豊川稲荷]ではJ-Coinというデジタル賽銭も導入されていてびっくりしました。

本殿を後にし「奥の院」へと進みます。

本殿と法堂を繋ぐ渡り廊下をくぐると開けた場所に「法堂」があります。

令和7年5月31日までの間、新法堂・御本尊千手観世音菩薩の特別拝観が開催されているとのこと。「法堂落慶 御本尊千手観世音菩薩」記念御朱印の授受も行われています。

法堂前の広く開けた場所にあるのは高さ約7メートルにもなる「角塔婆(かくとうば)」。見上げるほどの高さの「角塔婆」には青·黄·赤·白·紫の五色の糸を撚った「善の綱」が巻かれています。「角塔婆」に巻かれた綱は法堂の千手観世音菩薩様の合掌した手につながっており、「角塔婆」に触れることで千手観世音菩薩様との結縁を結ぶことができます。

「角塔婆」の下まで垂れた「善の綱」を触ることでも結縁を結ぶことになるそうです。「善の綱」を握ったポーズで記念撮影をしている方もいらっしゃいました。

千本幟を通り抜けて進んでいくと「おさすり大黒天」へ。ここでも真言「尸羅婆陀尼黎吽娑婆訶 (オン シラバッタ ニリウン ソワカ)」を唱えます。

さて、いよいよ「霊狐塚」へと向かいます。ここまでの「狐」は怖いという印象は抱かなかったのですが、果たして1,000体の「狐」は如何なものか…

千本幟に誘われて「霊狐塚」まで。「狐」の表情がどことなく清らかなせいか穏やかな心持ちでいられました。

こんなに一度に「狐」を見ることはないので圧倒されますね。大小さまざま、顔立ちもいろいろ。何か咥えている「狐」もいるなぁと思ったら巻物や宝珠などでした。

⏫「霊狐塚」全体をパノラマ機能で写してみましたよ。

こちらは奥の院参道の中間にある「景雲門」。安政5年(1858年)に「奥の院」の拝殿として建立されたもの。彫刻は名匠諏訪ノ和四郎の作で、巧麗をきわめています。

文化11年(1814)建立した「奥の院」へと歩を進めます。

昭和5年の大本殿の新築に伴い、旧本殿の拝殿を奥の院拝殿として移築したもの。荘厳な雰囲気が漂います。

「春季限定切り絵(花ざかり)御朱印」も授受いたしました。御朱印を3種類も授受したのは初めてかも(笑)

[豊川稲荷]利用案内

住  所〒442-8538
愛知県豊川市豊川町1番地

□ JR東海道新幹線・東海道本線「豊橋駅」下車→JR飯田線に乗り換え「豊川駅」から徒歩5分
□ 名鉄豊川線「豊川稲荷駅」から徒歩5分
□ 東名高速道路「豊川IC」から10分
電 話
Fax
0533-85-2030
0533-83-0887
御朱印◇本殿前大鳥居(二の鳥居)横の御朱印所
□授受時間:8:00~16:00
• [豐川吒枳尼眞天]御朱印 500円
• [特別御朱印豐川吒枳尼眞天]1,000円
• [春季限定切り絵(花ざかり)御朱印] 500円

《曽我の軒》でうなぎを食べよう!

[豊川稲荷]へ参拝したら「いなり寿司」を食べようと計画していたのですが、お目当てのお店は残念ながら定休日でした。参道まわりには鰻を扱うお店が軒を連ねてましたので、ここは奮発して「うなぎ」を堪能しよう💕と《曽我の軒》の暖簾をくぐりました。

食べたのは「ひつまぶし」。お櫃に入ったご飯の量は茶碗3杯分…食べきれるだろうか?という心配は余所に薬味をかけたり、お出汁でいただいたりと色んな食べ方で完食いたしました。さすがにお腹パンパンですぐに動けなかったですけどね(笑)

住  所〒442-0037
愛知県豊川市門前町46 地図を見る

□ JR東海道新幹線・東海道本線「豊橋駅」下車→JR飯田線に乗り換え「豊川駅」から徒歩3分
□ 名鉄豊川線「豊川稲荷駅」から徒歩3分
電  話0533-86-2688
営業時間11:00~15:00
17:00~19:30(月曜日は昼営業のみ)
休業日木曜日

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