こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
毎年初夏から出回るアユ菓子。今年はどこのを食べようかなぁと、和菓子屋さん巡りをするのも楽しいものです。求肥&餡が入っているオーソドックスなものから道明寺のみで餡なしのものまで、バリエーション豊かで飽きがこないですねー✨
今回は《玉井屋本舗》さんの2タイプのアユ菓子を食べ比べてみることにしましょう。
登り鮎『福来鮎』
登り鮎『福来鮎(ふくらいあゆ)』《玉井屋本舗》
- 1個270円(税込)
- サイズ:横13.5cm×縦4.5cm
- 賞味期限:2日
- 特定原材料等:小麦
- 栄養成分表示:70.2kcal
100年以上の伝統を誇る『登り鮎』に、新たなアユ菓子として登場したのが【玉井屋クラシック】の3種です。革新を恐れない遊び心で、国籍も素材も自由な発想で生まれたアユ菓子。昨年食べた『リトアニアの風』や『極mi鮎』に引き続き、今年は『福来鮎』を購入してみました。“ふくらいあゆ”って響きがいいですね✨
『福来鮎』には、岐阜県川辺町の《白扇酒造(江戸時代後期創業)》さんが作る、3年熟成本みりん「福来純」が使用されています。カステラ生地の風味のよさは「本みりん」が肝だったんですね。
【玉井屋クラシックセット】
3種のクラシック×1個ずつ・『登り鮎』×2個 1490円
- 『リトアニアの風』リトアニアンハニーとクランベリー入りの鮎菓子
- 『極mi鮎』長良川の天然鮎の「鮎魚醤」を加えた白熟クリームとつぶ餡の鮎菓子
- 『福来鮎』
- 『登り鮎』
中は一見、ふつうのこし餡が入っているかの様子。食べてみると餡の食感に、おやっ?これは何だろうと不思議な感覚に見舞われます。とろりとした舌触り…パッケージを改めて眺めてみると「本わらび粉」の文字を発見。餡に練り込まれた「本わらび粉」がいい仕事をしているんですね!まろやかな「本みりん」入りの生地とも相性が絶妙。
『リトアニアの風』や『極mi鮎』のような華やかさがないようにみえますが、なかなかどうして。丁寧な職人技が感じられる一品です。
岐阜銘菓『やき鮎』
『やき鮎』《玉井屋本舗》
- 1袋12個入り 648円(税込)
- サイズ:横8cm×縦2cm
- 賞味期限:40日
- 特定原材料等:卵、小麦、やまいも
- 栄養成分表示:1個あたり15.1kcal
素朴な見た目の小さな焼き菓子の『やき鮎』。金華山のふもと、長良川のほとりに位置する《玉井屋本舗》さんが写し取った鮎は、人々をホッとさせる色合いに仕上がりました。『やき鮎』は名誉ある称号もいただいている逸品です。
- 世界農業遺産 清流長良川の恵みの逸品 認定
- 第16回全国菓子博名誉総裁賞 受賞
厳選された小麦粉・卵・砂糖・山芋を混ぜ合わせた生地を、ひとつひとつ丁寧に手作業で若鮎の姿に焼きげた一品。昔懐かし卵ボーロを想い起こさせるような上品な甘みと、さっくりとした歯ごたえが妙味を生んでいます。子どもは『やき鮎』が気に入ったらしく、毎日のように
今日のおやつ、なあに?あゆゆ、まだある~💖
と、聞いて来てました。
『福来鮎』と『やき鮎』を並べてみると、大きさの違いが出て面白いですね✨
今回ご紹介した和菓子店舗
《御菓子司 玉井屋本舗》
- 住所:岐阜県岐阜市湊町42
- 電話番号:0582-620-276
- 定休日:水曜日(祝日の場合は営業)
- 営業時間:8:00~20:00(お茶席9:00~18:00)
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