こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
9月22日より二十四節気【秋分】に入りました。江戸時代、太玄斎によって書かれた「こよみ便覧」に依れば ※こよみ(暦)便覧は、江戸時代に出版された暦の解説書
【春分】と同じく昼と夜の長さがほぼ同じになる日。【秋分】を境に日の出が遅く日の入りが早くなり、次第に秋が深まっていきます。
【秋分】の七十二候 | 名称 | 意味 |
初候 9月22日〜9月27日頃 | 雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ) | 夏の間に鳴り響いた雷が収まる頃 |
次候 9月28日〜10月2日頃 | 蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ) | 外で活動していた虫たちが冬ごもりの支度をはじめる頃 |
末候 10月3日〜10月7日頃 | 水始涸(みずはじめてかるる) | 田の水を落として稲穂の刈り入れを始める頃 |
【秋分】の日が【秋彼岸】の中日にあたります。「暑さ寒さも彼岸まで」と云われますが、今年は9月猛暑日が続いたこともあり身体も何だかお疲れ気味。こんなときは、さっぱりとしたゼリイで潤すことにいたしましょう。
『生茶ゼリイ(抹茶)』
▪︎販売価格:1個451円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より4日間[要冷蔵]
▪︎特定原材料等:大豆 ※本品製造工場では卵·乳·小麦粉を含む製品を製造しております
▪︎栄養成分表示:1個あたり 226kcal
今回ご紹介する《中村藤吉本店》さんは安政元年(1854)創業の茶商です。それぞれのお茶の“らしさ”を甘味にも展開されるようになったのは2000年頃のこと。『生茶ゼリイ(抹茶)』は2003年から販売され好評を得ている一品です。以前より気になっていましたが、ようやく食べることができました。
原材料名 | 餡[国内製造(小豆、砂糖、還元水飴、食塩)]、白玉(もち米粉)、砂糖、抹茶/ゲル化剤(増粘多糖類)、調味料(アミノ酸等)、トレハロース、加工でん粉、酵素 ※一部に大豆含む |
“ お茶の味、色、香り、その繊細ささえ1mmたりとも欠けさせずに ” 茶商としてのプライドそのものがコンセプトになった『生茶ゼリイ(抹茶)』。織部焼の色のような深みのある美しい暗緑色したゼリイは香りも深く、日本茶好きには堪らない逸品です。主役はゼリイなので添えられたあんこは上品な甘さで日本茶の旨味を引き立たせています。口あたりはさっぱりとしながらも、ふくよかな甘みの余韻が楽しめるのがいいところ。ぷるん、もちもちした食感の白玉もいい具合に箸休めになっていますね。
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今回ご紹介した和菓子店舗
《中村藤吉本店》
住所 | 〒611-0021 京都府宇治市宇治壱番十番地 |
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電話 | 0774-22-7800 ※お電話での当日の商品の取り置きはできかねますため、 前日までにご連絡の程お願いいたします。 |
営業時間 | 銘茶販売:10:00〜17:30 喫茶:10:00 ~ 17:30(L.O.16:30)※蕎麦 LO 15:00 |
茶道体験 | □石臼での挽き茶と薄茶で気軽に楽しむ茶道体験 水・木・土・日 14:30〜15:30 / 16:00〜17:00 料金:6,380円〜 □挽き茶体験と濃茶・薄茶を堪能するお茶づくしプラン 水・木・土・日 10:00 〜 12:30 料金:11,880円〜 |
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