銘菓『山田屋まんじゅう』の“こきび”と“まろぶ”を食べてみた《山田屋まんじゅう》

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こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

老舗和菓子屋《山田屋まんじゅう》の代表銘菓にバリエーションがあるのはご存知でしょうか。デパートの銘菓百選などで定番の『山田屋まんじゅう』はよく見かけますが、今回催事で出会ったのは定番に加え2種類の小さな小さなひとくちまんじゅう。こちらは店員さん曰く、普段は店舗でしか販売されないものだそうです。これはぜひ食べてみたくなっちゃいますね。それぞれの味わいの違いをお楽しみください。

《山田屋まんじゅう》由来記
一人の巡礼が一軒の商家に宿を請い、お礼にと主にまんじゅうの作り方を教えました。そのおいしさが評判をよび、主は宇和町にある山田薬師寺の山田薬師如来が姿を変えて教えてくれたものと信じ、その年に《山田屋》の屋号で開業したのがはじまりと云われています。

『こきび』 きび糖まんじゅう

『こきび』《山田屋まんじゅう》
▪︎販売価格:1袋3個入り 389円(税込)
▪︎賞味期限:[普通包装]製造日より後7日間[密封包装]製造日より45日間
▪︎特定原材料等:小麦粉
▪︎栄養成分表示:1個あたり 64kcal

小さな薯蕷まんじゅうだと思っていたので、しっとりした薄皮にちょっとびっくり。実は定番の『山田屋まんじゅう』もまだ食べたことがないんです。それなのに、別バージョンからいただくということをしてしまいました。菓銘があまりにも可愛いらしかったもので(笑)。

原材料名手亡豆(北海道十勝産)、砂糖(さとうきび糖[沖縄県製造]、上白糖)、小麦粉

便宜上「薄皮」と書きましたが、ほとんど中の餡と見紛うばかりの極薄生地で食感も餡のなめらかさと変わりません。きび糖特有の風味とコクが堪能できる一品です。

『まろぶ』白双糖(しろざらとう)まんじゅう

『まろぶ』《山田屋まんじゅう》
▪︎販売価格:1袋3個入り 389円(税込)
▪︎賞味期限:[普通包装]製造日より後7日間[密封包装]製造日より45日間
▪︎特定原材料等:小麦粉
▪︎栄養成分表示:1個あたり 65kcal

北海道十勝産の手亡豆と白双糖(しろざらとう)が織りなす白練(しろねり)色のおまんじゅう『まろぶ』。絹のような艶やかさ、きめ細やかさが雅趣を感じさせる一品です。

「白練(しろねり)色」とは
混じり気のない、透き通るような白色。色名は生絹(きぎぬ)を精錬して白くする技法を「白練」と呼んだことに由来します。古代は天皇の袍(ほう)の色とされ、神聖な色とされました。近年では清潔で高貴な色として愛用されています。
原材料名手亡豆(北海道十勝産)、砂糖(白双糖、上白糖)、小麦粉

小さな小さなおまんじゅうですが、上品でクセのない甘さは季節問わず贈答品にも喜ばれる逸品ではないでしょうか。

『こきび』『まろぶ』と食べてみましたが、私は『まろぶ』の身体にスッと馴染む上質な甘さの方が好みでした。

今回ご紹介した和菓子店舗

《山田屋》宇和本店

住  所〒797-0015
愛媛県西予市宇和町卯之町3-288 Map
JR予讃線(宇和島方面) 卯之町駅から347m
・JR予讃線卯之町駅より中町の町並み方面へ徒歩10分
電 話0894-62-0030
営業時間10:00〜17:00
休業日水曜日・1月1日

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