こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
2023年10月に「ふるさと納税」をより厳正な仕組みに改正するとのことで、今年は一足先に行うことにしました。いつもは年末調整が済んでおおよその課税所得が判明した頃にするんですけどねー。変更点は以下のとおり⏬
- 返礼品に地場産品基準を導入する。
- 返礼品の経費率を5割以下に引き下げる。
- 寄付の上限額を変更する。
これにより「熟成肉」や「精米」などの加工品が返礼品から姿を消したり、隠れ経費が計上され今までと同じ納税額では返礼品をいただけなくなります。過熱していた返礼品騒動に終止符を打ち、本来の「ふるさと納税」の目的に適うものになるか動向を見守りたいところですね。
私は地場産の和菓子を返礼品と扱っている市町村にふるさと納税することにしています。昨今、後継者がおらず廃業に追い込まれる地方の和菓子屋さんもいらして、少しでも和菓子業界の力になれるようにと色々な自治体のホームページを見たりもしています。
今回目に留まったのは、大和茶×和菓子のユニークな発想で作られた大福餅。奈良市の取り組みに関心を寄せながら、おいしい大福をいただきたいと思います。
抹茶の濃度の違いを楽しむ『大和茶大福口福餅』
『大和茶大福口福餅』《CRANCHA》
- 賞味期限:製造日より2日間
- 原材料名:もち米(国産)、小豆生餡、クリーム(乳製品)、抹茶、緑茶粉、水飴、コーンスターチ、大豆粉末、食塩、寒天加工品、粉糖、梅酢
- 特定原材料等:乳成分、大豆
- 栄養成分表示:100gあたり 237kcal
写真は左から順に「お茶度3番 新緑」「お茶度5番 夏盛」「番外 冬芝」です…が、パッと見何番の濃さか検討つかないのも興味をそそられる一因となっています。それぞれの「お茶度」につけられた菓銘の響きも四季の移ろいを表しており趣がありますね。
ではさっそく、ひとつひとつ並べて見比べてみましょう。抹茶の濃度とともに色合いが変わりゆくのをお楽しみください。
「お茶度1番」と「お茶度2番」はさほど変化が見られず、抹茶はあっさりとした味わい。抹茶を飲み慣れている方はやや物足りなさを感じるかもしれませんね。抹茶の味よりもクリームのなめらかさや香りを楽しむ仕上がりとなっています。「お茶度3番」は、抹茶の風味とクリームの甘さのバランスがよく満足感がある一品です。子どもがお気に入りの抹茶の濃さでした。
「お茶度4番」と「お茶度5番」は、普段抹茶を飲み慣れている方におすすめ。特に「お茶度5番」は抹茶の苦味とバランスを取るためクリームも濃厚さが増しています。私はほろ苦さが絶妙な「お茶度4番」が好みでしたよ。
半分に割ってみると中のクリームの色合いが「お茶度」によって違うのが見てとれます。割ったとたん、フォンダンショコラかのように抹茶クリームが溢れ出てくるので要注意。ぱくりとかぶりついてお召し上がりくださいませ✨最後にほうじ茶を使った大福もどうぞ。こちらは、すっかり冬景色となりました。
今回ご紹介した和菓子店舗
《CRANCHA(グランチャ)》大和茶大福専門店
住 所 | 〒6308215 奈良県奈良市東向中町22 近鉄奈良駅より90m 徒歩1分 |
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電話番号 ホームページ | 0742-26-4834 https://grancha-nara.com |
営業時間 | 【大福販売】10:00~19:00 【口福茶寮】12:00~17:00(L.o.16:30) ※行事開催日などは変更有り。詳しくはお問い合わせください。 |
休業日 | 【大福販売】無休(但し、1月1日は休み) 【口福茶寮】無休(但し、1月1日は休み) |
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