こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
今回ご紹介するのは、創業160余年の老舗和菓子屋《浅草 梅園》さん。屋号の由来は、安政元年(1854年)浅草寺の別院・梅園院の一隅に茶屋を開いたことからだそうです。
初代考案の『あわぜんざい』は、永井荷風の名作【踊り子】の一節にも登場するほどの銘菓です。ただ、今回のJR名古屋高島屋の催事では『あわぜんざい』は販売されていなかったので、『あんみつ』や『豆かん』…etc.から食べてみたいものを選ぶことにしました。
『豆かん』にしようか『あんみつ』しようか、それが問題だ…
普段、御菓子選びでそんなに悩まないんですけど、ぎっしり並んだ赤えんどう豆が魅力的で…でもどう考えても2つは多すぎる、食べられません(笑)
なので、今回は色んなトッピングが楽しめる『あんみつ』にしてみました。『豆かん』も、いずれ食べる機会もあるでしょうよ、きっと。
意外とおなかいっぱいになる『あんみつ』
『あんみつ』《浅草 梅園(うめぞの)》
- 1個 280g 540円(税込)
- 賞味期限:2日
- 特定原材料等:卵、大豆、乳成分
- 栄養素成分表示:100gあたり287kcal
梅の花のロゴが愛らしい《梅園》の『あんみつ』。透明な蓋からトッピングの餡や赤えんどう豆…etc.が見えています。パッケージの大きさを考えると、寒天の量がけっこう多い気がしますね。
さっそく開けてみましょう。
あっ、トッピング皿を退けると黒蜜が出てきました。寒天の量はほどほど…かなぁ。見た目は、寒天>トッピングって感じでしょうか。カップのままでもいいけど、味気ないのでお椀に盛りつけてみますね。
どーん!
コロコロと転がる赤えんどう豆の量が思ったより多くて、嬉しいですね。写真だと、あんこが肉厚の椎茸みたいに見えて可笑しいなぁ。
さぁ、黒蜜をかけてみましょう。
あんまり黒蜜をかけると甘すぎて食べられないので、分量少な目に(半分以上余りましたね)。
おっ!いい感じ✨何だか赤えんどうに艶が出てきましたよ。
北海道産の小豆こし餡はなめらかで、ほかの具材との潤滑油になっています。なんといっても赤えんどう豆の食感、塩気がいいアクセント!濃厚な黒蜜の引き算となって、奥行きのある味わいに仕上がっています。食べれど食べれどなくならない寒天に怯えつつ(笑)、少し休憩をはさみながら美味しくいただきました。
ふぅ、お腹いっぱい。カロリー表示を見ると分かるのですが
100gあたり287kcal×280g=803kcal
1食分くらいの高カロリーおやつなんですね、『あんみつ』って。そりゃ、おなかいっぱいになるはずだ。『豆かん』のほうが餡がない分、カロリーは低いかもしれませんね。
ただ、ふんわりと甘い求肥は捨てがたい。薄桜(色)も癒される色でいいんですよ。求肥が好きなので、2つも入っているのは嬉しかったですし。『豆かん』とどちらを買うかの決め手になったのは、この求肥の存在が大きかったんですよねー。
これは、次の機会もまた悩みそうです(笑)
今回ご紹介した和菓子店舗
《浅草 梅園》浅草本店
- 住所:東京都台東区浅草1-31-12 浅草駅(東武・都営・メトロ)から222m
- 電話番号:03-3841-7580
- 営業時間:【月~金曜日】10:00~17:00 【土日祝日】10:00~18:00
- 定休日:無休
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