4月に食べた和菓子9選【2025年】

和菓子

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

4月もたくさん美味しい和菓子に出会いました。一挙紹介といきましょう。

『橙糖珠(だいとうじゅ)』琥珀糖

『橙糖珠(だいとうじゅ)』《有職菓子御調進所 老松》
▪︎販売価格:1箱6個入り 1,836円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より40日間
▪︎特定原材料等:なし
▪︎栄養成分表示:1個(19g)あたり 62kcal

まるで宝石のような美しさに目を奪われた『橙糖珠(だいとうじゅ)』。老舗和菓子屋《老松》さんの果物を使った御菓子というと、夏みかんの中身をくり貫いて作られた『夏柑糖』が有名ですが『橙糖珠』もそれに引けを取らない逸品です。あちらがフレッシュさなら、こちらは熟成されたおいしさ。

原材料名金柑(和歌山県産)、砂糖(国内製造)、水飴/着色料(赤3号、黄色4号)

約10日間、少しずつ糖度を上げて蜜漬けにした金柑にすり蜜をあしらいました。琥珀糖のシャリッと感と程よい甘みに金柑の皮の弾力感とほろ苦さ。そして、すり蜜のカリッとした食感と深みのある甘さと小さいながらも丁寧なつくりに感動を覚えます。

『よもぎ(団子)』餅製 よもぎ餡

『よもぎ』《湊珈琲(MINATO COFFEE )》
▪︎販売価格:1個 280円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:小麦粉、やまいも、大豆、乳成分

徳川園に着物で花見に出掛けたらマルシェが開催されていました。普段、出会うことのない雑貨屋さんやフラワーアレンジメントなど興味深い商品が目白押し。こういうものを飾れるお家に憧れもあるのですが、なかなか…と、目についたのがカラフルなお団子屋さん。美しい景色においしい団子の組み合わせは最高ですからね。この日は、着物で過ごすにはやや暑い日でしたが《湊珈琲》さんのお団子はもっちり、瑞々しくスルスルとお腹に収まっていきました。

お土産に何本か購入。子どもも大満足のおいしさでした。是非、店舗にも訪れてゆったりと過ごしたいものです。

『桜がさね』薯蕷製&葛製

『桜がさね』《御菓子 むらやきや》
▪︎販売価格:1個378円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:やまいも
▪︎栄養成分表示:100gあたり 211kcal

そろそろ《むらさきや》さんの『水羊羹』が食べたいなぁと立ち寄ったら素敵な和菓子に出会いました。『桜がさね』は「桜」の襲色目[表:白×裏:赤花]を表した菓銘です。ぷるん、つるんとした葛羊羹はほのかに甘くて暑くなっていく季節にぴったりの味わい。やさしい甘さの薯蕷とも相性抜群でした。

↑こちらの中生菓子もおいしかったですよ。

『藤の花』練り薯蕷きんとん製 小豆こし餡

『藤の花』《両口屋是清》
▪︎販売価格:1個 443円(税込)
▪︎販売期間:2025年4月16日~4月30日
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:やまいも
▪︎栄養成分表示:1個あたり 186kcal

久しぶりに《両口屋是清》さんの上生菓子を食べましたが、やはりおいしいですね。最近、老舗和菓子屋さんでもエコで紙袋が有料(11円)になってしまったので、繊細なきんとん製の和菓子を購入するときは小さめな紙袋持参で伺います。型崩れしちゃったら台無しですからね。

原材料名やまいも(国内産)、砂糖(国内製造)、手芒豆、小豆、福白金時豆、還元水飴/着色料(赤3号、赤106号、黄色4号、青1号)

若葉色と淡藤色(あわふじいろ)のきんとんで麗しい藤の花を表現しました。中は小豆こし餡。甘さ控えめな仕上がりです。

こちらもおすすめ↓ロングセラーの『千なり』をできたてでいただきました。季節限定の『千なり ばななあん』もおいしかったですよ。

『月あかり』半生菓子

代表銘菓『月あかり(柚子の香)』《本まつばや》
▪︎販売価格:1箱7個入り 756円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より約1ヶ月
▪︎特定原材料等:卵
▪︎栄養成分表示:1箱あたり 313kcal

厳選した新鮮な平飼い卵の黄味と上質な寒天に香り高い柚子を練り込んで作られた《本まつばや》さんの代表銘菓『月あかり』。不思議な食感に私も子どもも虜になりました。密度の濃いマシュマロとでもいえば想像しやすいでしょうか。

原材料名砂糖(国内製造)、卵黄(卵を含む)、柚子、小豆、寒天

生地に柚子皮が散らされていて、爽やかな香りと食感がアクセントになっています。

『行く春』吉野羹製&桜葉羊羹製

『行く春』《和の菓さんのう》
▪︎販売価格:季節の上生菓子セット6個入り 2,900円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:卵

桜が散りゆき青々とした葉が生い茂ると初夏の訪れを感じます。『行く春』はそんな季節の移ろいを表現した一品です。吉野羹の下の層は淡雪羹となっており、桜葉塩漬け入りの羊羹の色がそのまま透けないよう工夫が凝らされています。

原材料名砂糖(国内製造)、小豆、水飴、道明寺、卵白、寒天、葛、桜葉塩漬け/食用色素(赤3号、赤106号、青1号)

桜葉塩漬け入りの羊羹の塩味が好みなので、毎年楽しみにしている意匠のひとつです。

⏬今月の季節の上生菓子セット内容

左上から時計回りに
▪︎『花衣』ういろう製 さくら餡
▪︎『うららか』練りきり製 黒糖餡
▪︎『桜花』練りきり製 小豆こし餡
▪︎『野辺の春』羽二重餅製 小豆つぶ餡
▪︎『行く春』吉野羹製&桜葉羊羹製
▪︎『てふてふ』きんとん製 道明寺芯
1箱6個入り 2,900円(税込)

『花衣』餅皮製 小豆こし餡

『花衣』《川端道喜》
▪︎販売価格:1箱5個入り 3,672円(税込)
▪︎賞味期限:当日中
▪︎原材料名:こしあん(国内製造)、餅粉、砂糖/着色料(赤3号)
▪︎特定原材料等:なし
▪︎栄養成分表示:1個(60g)あたり 188kcal

春爛漫を思わす美しい淡紅色の餅生地で小豆こし餡を包み『花衣』の意匠としました。桜の花弁を型どった焼き印が何とも愛らしい。

久しぶりに《川端道喜》さんの和菓子をいただきましたが、あんこがしみじみとおいしい💕日持ちもしないし、5個も入っているしで購入を躊躇う気持ちも微かにあるのですよ…でも、やっぱりおいしい和菓子は素通りできません(笑)

『栗あん道明寺』道明寺餅製

『栗あん道明寺』《小布施堂》
▪︎販売価格:1個432円(税込)
▪︎賞味期限:当日中
▪︎特定原材料等:なし
▪︎栄養成分表示:1個あたり 110kcal

桜餅を包んでいる桜葉の香りや味わいが好きで青虫のようにムシャムシャ食べたいくらい…なので、桜餅の季節は色んな和菓子屋さんで食べ比べをしたりしています。《小布施堂》さんの桜餅は栗あんを使った珍しい代物。栗菓子に定評がある《小布施堂》さんならではの一品です。

原材料名道明寺粉[もち米(国産)]、栗、砂糖(国内製造)、麦芽糖、桜の葉塩漬け、塩/トレハロース、着色料(アカダイコン色素)

栗あんのこっくりとした甘さに桜葉の塩漬けがよく合います。ちなみに5月は栗あんの柏餅が販売されるそうです。こちらも気になりますね。

『打吹公園だんご』三色だんご

『打吹公園だんご』《石谷精華堂》
▪︎販売価格:1箱5本(105g)入り 648円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より3日間
▪︎特定原材料等:なし
▪︎栄養成分表示:100gあたり 269kcal

今月二個目お団子投稿、あまりにおいしくて外せなかった《石谷精華堂》さんの『打吹公園だんご』。見た目はシンプルですが丁寧に作られた一品です。三色の団子は手亡の白餡、小豆餡、抹茶餡と1本の串で色んな味わいが楽しめる構成となっています。

原材料名砂糖(国内製造)・白餡・餅米(国産)・小豆餡・水飴・食塩 • 抹茶・クロレラ

小さな餡団子のなかにはお餅が入っていて、これが滅法おいしい。1本あたり50~60kcal というのも嬉しいかぎりですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました