こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
実は、ブログ初期に書いた和菓子の製法~『こなし』と『練りきり』編が年初に目標閲覧数を突破して、幸先よいスタートを切ることが出来ました。ありがとうございます。これもブログを読んでくださっている皆さまのおかげ。励みになります✨
卯年は、飛躍の年といわれています。昨年は初の和菓子作りを体験したり、千利休生誕500年を記念した茶会に参加したりしました。今年はどんなことに挑戦しようかドキドキワクワクですね。
それでは新年一発目、美しい迎春和菓子をどうぞご覧ください。
《京菓子司 千本玉壽軒》の迎春和菓子
『迎春和菓子セット』《京菓子司 千本玉壽軒》
▪︎販売価格:1箱6個入り 3,024円(税込)
▪︎特定原材料等:小麦粉、やまいも▪︎栄養成分表示:1箱あたり 769kcal
●左上から時計回りに
◇『春光』雪餅きんとん製 白こし餡
◇『寿ぎ』きんとん製 こし餡
◇『雪うさぎ』ときわぎ製 白こし餡
◇『松の雪』こなし製 こし餡
◇『初笑い』薯蕷製 こし餡
迎春和菓子6個セットを購入したのですが、1個お盆に乗らなかったので別撮り。菓銘に「友」と入っているので、今年の御題菓なのでは?と推察しています。
『三友』《京菓子司 千本玉壽軒》
▪︎ういろう製白こし餡
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:なし
迎春和菓子セットの原材料はこちら⏬
原材料名 | 砂糖(国内製造)、白小豆、小豆、手芒豆、上用粉、つくね芋(やまいも)、水飴、寒梅粉、小麦粉、餅粉、桂皮粉末/着色料、金箔 |
紅白きんとん『寿ぎ』『春光』
紅白で取り合わせた繊細なきんとんを2つ並べてご用意しました。もともと華やかなきんとん製ですが、そぼろ餡が細かくなればなるほど雅やかさが増すというもの。金箔をあしらい、より新年らしい凛とした仕上がりになっています。
『寿ぎ』は言祝ぎとも書き「めでたい事柄に対し言葉で祝いの気持ちを表す」ことを指します。正月に相応しい菓銘ですね。また、華やかな色味ですが赤には「厄除け」の意味合いもあり、今年一年の健康招福も込められている一品と云えるでしょう。
秋に収穫されたつくね芋は冬まで寝かせると白く綺麗に仕上がります。この時期だけ巡りあう美しい和菓子が「雪餅きんとん」になります。今にも溶けてしまいそうなくらい精巧なきんとんは味わいも繊細。口に広がる甘やかさとつくね芋の香り、中の餡のなめらかな白小豆が堪能できる一品です。
中の餡が紅色に染められていて新春のお慶びを表した風情になっています。
干支和菓子『雪うさぎ』
ときわぎ製にうさぎの焼き印を押した一品です。今にもうさぎがぴょーんと飛び出していきそうなさまが伝わる絵柄になっていますね。
ところで「ときわぎ製」ってご存知ですか?私は今回初めて聞いたので、いったいどんな和菓子かしらとワクワクしました。しかも、チラシの印字が間違ってて「とさわざ」と表記されていたので混乱しました。
見た目から薯蕷饅頭のような食感をイメージしていたのですが、一口食べてあれっ!?思ってたんと違う…これは、あんこの口当たりに近いかもと首を傾げました。むっちりとした弾力と餡のつぶが感じられる味わいです。ときわぎ=常盤木、松の樹皮を表現した和菓子で《千本玉壽軒》では新年の時期にしかお目見えしない和菓子だそうですよ。
ときわぎ製 白小豆つぶ餡と寒梅粉を薄く延ばし、丁寧に焼きあげた和菓子。甘さをおさえたしっとりと柔らかい食感が特徴。 |
今回ご紹介した和菓子店舗
《京菓子司 千本玉壽軒》
住 所 | 〒602-8474 京都府京都市上京区千本通今出川上ル上善寺町96 □市バス「千本今出川」下車徒歩1分(JR京都駅から市バス206号 約35分) |
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電 話 | 075-461-0796 |
営業時間 | 8:30~17:00 |
休業日 | 水曜日 |
《茶寮SENTAMA(せんたま)》
住 所 | 〒602-8474 京都府京都市上京区千本通今出川上ル上善寺町93 □市バス「千本今出川」下車徒歩1分(JR京都駅から市バス206号 約35分) 茶寮SENTAMA Instagram |
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電 話 | 075-461-5747 |
営業時間 | 10:00〜16:00 ※菓子教室がある時は12:00〜16:00となりますので、事前にご確認ください。 |
休業日 | 水曜日 |
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