【やっとかめ文化祭2022】未来に伝えたい名古屋の和菓子『不老柿』《亀屋芳広》

おすすめ和菓子屋さん

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

【やっとかめ文化祭2022】未来に伝えたい名古屋の和菓子巡りで今回訪れたのは《尾張名古屋 亀屋芳広本店》さん。昨年の「元気がでる名古屋の和菓子」では、蒸し生地の和風ロール『尾張ロール』でエントリーされていました。

残念ながら時間切れで、お店に足を運ぶことは叶わず。今年こそは!とスケジュールを立ててみると、伺えるのは11月6日【亥の子の祝い】ではありませんか。これはちょうどいい✨火防守護の秋葉山圓通寺へもお参りすることに致しました。

境内には、火の神様に奉納された幟がはためいています。《尾張名古屋 亀屋芳広》さんのも発見⏬

参拝したあとは可愛らしい御朱印を受けました。秋の風物詩と今月の言葉【一期一会】が描かれています。

秋葉大権現は火防守護以外にも七難を除き、除災開運・家内安全・授福繁栄の神様です。古より熱田のひとびとに多くの福をもたらしてきた「秋葉山圓通寺」及び「熱田神宮」。

そのお膝元の《尾張名古屋 亀屋芳広》さんで長年親しまれてきたのが、代表銘菓『不老柿』です。いったいどんな「未来に伝えたい」メッセージが込められているのでしょうか。

エントリーNo.7『不老柿』焼き菓子 黄身あん

エントリーNo.7『不老柿』《尾張名古屋 亀屋芳広》

▪︎販売価格:1個160円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より7日間
▪︎特定原材料等:卵・小麦粉・乳•大豆
▪︎栄養成分表示:1個40gあたり 120kcal

うわっー💓なんて軽やかなの!

口に入れたとたん、ふわっサクッな食感に感動しました。ダックワーズを食べた時の感覚に近いと言えば伝わるでしょうか。見た目はしっとりとした焼き菓子風なので、すっかり騙されちゃいました。

原材料名白いんげん豆[国内製造]、砂糖、小麦粉、卵、ケーキクラム[卵、小麦粉、砂糖、還元水飴、その他]、はちみつ、シナモン、植物油脂/膨張剤、乳化剤、ソルビトール、グリシン、酸化防止剤(VE)、クロレラエキス、酒精、着色料(クチナシ)

パッケージを開けたとたん香るシナモンが、美味しさを物語っているかのよう。中の黄身あんはシナモンの風味を損なわないように、甘さ控えめな仕上がりになっています。さすが、年間70万個販売する《亀屋芳広》代表銘菓といわれる代物。手頃な値段なのも嬉しいですよね✨

やや大きめなサイズ感なので子どもと半分こして食べましたが、十分に満足度が高い!子どもも気にいったようで

あの最中、まだある?また、食べたい💓

と、母の分まで食べ尽くしそうな勢いです。…そうか、最中かぁ。ちょっと似ているかもね。

甲斐みのりさんのコメント

不老柿はロングセラー。少しずつアレンジを加え、時代に即して変化しているとのこと。こうしてずっとつないできた思いを大切にしてほしいですね。

時代とともに淘汰されていく御菓子があるなかで、変えていける力をもつ和菓子は素晴らしい(特に昨今、流行り廃りが激しい気がしますし)。当時の『不老柿』はどんな仕上がりだったのだろう、未来ではどんな変化をもたらしているのだろう…と、想像をふくらまして食べるのも乙なもんですね。

熱田の地は古来、不老不死の神仙の住む「蓬莱島」と呼ばれていました。和菓子は風土や風習に深く根ざしてきたもの。熱田蓬莱伝説の「不老不死」を菓銘に込め、和菓子のルーツである果物「干し柿」を意匠とした『不老柿』。熱田の物語とともに未来に引き継がれていくことを願っています。

⏫《尾張名古屋 亀屋芳広》さんのスタンプは「謎の釣り鐘」。店員さんと「このトゲトゲしているのは何でしょうね?」と首を捻りましたよ。

今回ご紹介した和菓子店舗

《尾張名古屋 亀屋芳広》

住 所 〒456-0034
愛知県名古屋市熱田区伝馬1-4-7

□ 名古屋市営地下鉄名城線「伝馬町」駅4番出口徒歩1分
電話
Fax
052-682-0025
052-671-3707
営業時間8:30~19:00 
休業日1月1日

コメント

タイトルとURLをコピーしました