【毎月第2土·日限定】稲沢銘菓『ベニサザンカ(8月バージョン)』《松屋長春》

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こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

今回は代表銘菓『羽二重餅』で広く知られる《松屋長春》さんの限定和菓子をご紹介したいと思います。購入できるのは毎月たった二日間だけ!毎月第二の土・日曜日限定、しかも月毎に種類の異なる材料で作られる和菓子です。

その菓銘は「ベニササンカ」といいます。現在の稲沢市の市花は「菊」ですが、旧稲沢市の市花は「紅山茶花(べにささんか)」でした。その紅山茶花をモチーフとして生まれたのが稲沢銘菓「ベニササンカ」なのです。通常の上生菓子と素材や大きさは変わりないながらも1個あたり140円と破格の値段設定になっています。

『ベニササンカ(8月バージョン)』紅さざんか花びら入り錦玉製

『ベニササンカ』8月バージョン《京菓子司 松屋長春》
▪︎販売価格:1箱6個入り 830円(税込)
▪︎販売期間:2024年8月10日~8月11日
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:卵

8月バージョンは紅山茶花(べにささんか)の花びらが入った錦玉羹になります。紅山茶花の花びらが舞う姿は何とも雅やか。6個入りなのでそれぞれ表情が違うのも楽しいものです。

紅山茶花の花びらを浮かべた錦玉羹の土台は淡雪羹と抹茶羊羹から構成されています。抹茶の香り、苦みが淡雪羹や錦玉羹の軽やかな味わいにアクセントを生んでいます。淡雪羹のシュワッとした口どけと仄かな甘みは好きですし、抹茶は言わずもがなですので、8月バージョンは毎年買いに行きたいくらいの味わいでした。

「淡雪羹」とは
煮詰めた錦玉に泡立てた卵白(メレンゲ)が入ったもの。卵白が入るため白っぽい仕上がりになります。
ちなみに羊羹に卵白(メレンゲ)が入ったものを「東雲羹(しののめかん)」といい、求肥に白餡、泡立てた卵白(メレンゲ)を入れて練ったものは「雪平(せっぺい)」と呼びます。

紅山茶花の花びらが入った和菓子は、6·7·8月の夏季しか取り扱いがないようですね。6·7月バージョンも気になるところですので、ぜひ来年買い求めたいと思います。

今回ご紹介した和菓子店舗

《京菓子司 松屋長春》

住 所〒492-8212
愛知県稲沢市小沢3-13-21
名鉄国府宮駅ロータリー前から約850m   
・車で西へ約3分
・国府宮駅西口より徒歩で約13分
電話番号
メール
0587-32-0253
wagashi@matsuya-choushun.jp
営業時間 8:00~18:00
休業日月曜日(※祝日の場合は翌日に振替)
火曜日は不定休となっております。

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