こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
《川口屋》さんの和菓子が好きでインスタを眺めていたら【曾我蕭白 奇想ここに極まれり】展とタイアップした和菓子を発見。面白そう✨、ちょっとワクワクしながらさっそく買いに行ってみました。
【曾我蕭白 奇想ここに極まれり】展
会場 | 愛知県美術館 |
住所 | 名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター10階 |
会期 | 2021年10月8日(金)~11月21日(日)【39日間】 |
開館時間 | 午前10時~午後6時 金曜日は午後8時まで(入館は閉館30分前まで) |
電話番号 | 052-971-5511(愛知芸術文化センター代表) |
休館日 | 毎週月曜日 |
『潜龍(せんりゅう)』焼き皮備中餡
『潜龍(せんりゅう)』《川口屋》
▪︎販売価格:1個330円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
「曾我蕭白(そがしょうはく)」という方のことは全く知らないけれど、この『潜龍』の青には心惹かれるものがあります。いったいどんな思いが込められた和菓子なんだろうと興味津々でした。
和菓子職人は季節の移ろいを手のひらサイズに表現するクリエイターですが、季節感だけではなく、何を目的とした和菓子なのかも重要な要素だったりします。茶席菓子であれば、どんなテーマの茶席なのか。それに対し色、形、菓銘でどう表現するか。美術展とタイアップの和菓子と聞くと意外ですが、そう考えるとしっくりします。
まだ【曾我蕭白 奇想ここに極まれり】は観ていませんが、割引チケットにある人物の色鮮やかな青と『潜龍』の青は、見事にリンクしていますね。
『潜龍』は有名な雲龍図を意匠とした一品。焼き皮の白は雲を、小さな龍が潜む水中を餡に色づけした水縹(みなはだ)で表現しています。龍は龍でも大空に君臨する飛龍ではなく『潜龍』としたのも、【曾我蕭白】の描く龍が堂々した龍ではなく、どこか困ったような表情を浮かべる独特な龍だからこそ。
ひとくちメモ
◇もちもちの焼き皮。この薄皮だけ食べたいくらい美味しい。 ◇中は岡山県産備中餡。上品な甘さであっさりとした味わい。 ◇一見、餡の量が少ないようにみえるが、焼き皮と餡の量のバランスが絶妙。 ◇美術展会期中買えるなら、もう一度食べたい。 |
【曾我蕭白 奇想ここに極まれり】パンフレット
平日と土日祝日の料金が違いますので、ご注意ください。
□平日限定 一般1400円 高校・大学生1100円
□土日祝日限定 一般1600円 高校・大学生1300円
今回ご紹介した和菓子店舗
《川口屋》
住 所 | 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦3-13-12 ・名古屋市営地下鉄「栄」駅から徒歩約4分 |
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電話 | 052-971-3389 ※御菓子の予約は1個からお電話にて承っております。 |
営業時間 | 9:30~17:30 |
休業日 | 日曜日・祝日・第3月曜日 |
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