こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
ボジョレーヌーボーが11月17日に解禁となりましたね。最近お酒を飲むと腕に蕁麻疹が出ることもあるので控えているのですが、お酒を使った和菓子には興味津々です。【やっとかめ文化祭2022】未来に伝えたい名古屋の和菓子でも《京菓子司 亀広良》さんからお酒を使った和菓子がエントリーされていました。
吟醸香が豊かな『いちまいのみず』はとろりとした食感がよくて、子どもにも大好評。
しかも、今年は新たに「赤ワイン」バージョンが加わったとの情報が。これは気になりますね💓飲めないワインの代わりに『いちまいのみず 赤ワイン』をいただこうではないか。…ということで《京菓子司 亀広良》に初来訪です。名城公園駅からも浄心駅からもそこそこ距離があるので、方向音痴には少々不安な道のりです(そして案の定、名城公園駅から徒歩12分のところ30分かかって到着)。
店頭には『いちまいのみず』純米大吟醸バージョンと一緒に「赤ワイン」バージョンも並んでいました。当然「赤ワイン」バージョンをと所望したところ、売り切れとのこと。
ガーン…純米大吟醸バージョンを購入しようか、子どもも喜ぶしなぁと逡巡していると、「今、ご用意できますよ」と奥から声がかかりました。良かった、良かった✨
エントリーNo.6『いちまいのみず』
エントリーNo.6『いちまいのみず 赤ワイン』《京菓子司 亀広良》
- 1箱5切入り 648円(税込)
- 賞味期限:30日間(6月~10月は20日)
- 原材料:氷砂糖(国内製造)、寒天、赤ワイン
- 特定原材料等:なし
名古屋は木曽三川の豊富で美味しい「水」に恵まれた土地柄。【なごや菓八菓】コンテストに応募するにあたって《亀広良》さんは、名古屋城のほとりに店を構える立地&美味しい水を掛け合わせて見事な和菓子を作りあげました。それが、名古屋城のお堀に張る薄氷を意匠とした『いちまいのみず』です。
【なごや菓八菓】とは
2020年7月に名古屋商工会議所によって開催された「あたらしい名古屋の和菓子土産コンテスト」。味やデザイン、オリジナリティー、ストーリー性の観点で、名古屋和菓子文化の魅力を伝える「なごや菓八菓」として8品が選定された。
【やっとかめ文化祭】10周年の年に新展開、『いちまいのみず』に赤ワインバージョンが加わりました。純米大吟醸バージョンの白に対して、ワインの赤。2つ揃うと紅白で、10周年のお祝いをしているかのようです。
お店で見るまでは、てっきり純米大吟醸と赤ワインバージョンの両方が1つの箱に入っているものだと思い込んでいました。
よく考えたら香りが混ざり合うから別々ですよね。
⏫使われているワインは「ユルチッチ/ピノ・ノワール ランゲンロイス 2016」です。
「ユルチッチ/ピノ・ノワール ランゲンロイス」の特徴
- ユルチッチは、2009年収穫よりヨーロッパのオーガニック認証獲得。茶葉の肥料やホエー(乳清)などを使用している。
- フレッシュな赤いベリーの香りと土っぽい香り
- 非常に細やかなタンニンと澄み切った綺麗な果実味が味わえる
外側はシャリッ、中はとろーり。素材が砂糖、寒天とシンプルなのに絶妙なおいしさなんですよね。琥珀糖のシャリッとする感じが儚げで、薄氷に足を乗せた感覚ってこんな感じかなと思わせます。ふわーっと爽やかな甘い香りが鼻腔をぬける感じもいい。薄紅色がなんとも艶やかで、茜色に染まった空がお堀の水に反映しているさまが思い浮かびました。
甲斐みのりさんのコメント
日本酒バージョンに加えて、きれいな赤ワイン色が誕生。お酒・寒天・砂糖のシンプルな材料で、10年後にはまた別の展開があるだろうと期待しています。
⏫《京菓子司 亀広良》さんの「旅する判子コレクション」は【べん】。…いったいどなたなのでしょうか?
今回ご紹介した和菓子店舗
《京菓子司 亀広良》
住 所 | 〒451-0025 愛知県名古屋市西区上名古屋1-9-26 ・名古屋市営地下鉄名城線「名城公園」駅1番出口徒歩8分 |
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電話 Fax | 052-531-3494 052-531-3494 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
休業日 | 火曜日・水曜日 |
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