おすすめ和菓子『わかさいも』《わかさいも本舗》

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こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

今回ご紹介するのは北海道民のソウルスイーツとも云える「焼きいも」を表現した創作菓子『わかさいも』。『わかさいも』の誕生は1930年ごろまで遡ります。創業者・若狭函寿氏が「さつま芋の採れない土地で、焼きいもを作りたい」と洞爺湖温泉の銘菓を作ろうとしたことがはじまり。今では北海道産のものもありますが、元々さつま芋は温度が制約要因になる作物でした。それを逆手にとって道民のみなさんに「焼きいも」を楽しんでもらおうと御菓子を作るときに白羽の矢が立ったのは、北海道産の大福豆やきざみ昆布といった素材。大福豆から作られる白あんだけでは「焼きいも」の食感には足らず、繊維感を出すために白あんといっしょにきざみ昆布を練りこむというこだわりっぷりが面白いではありませんか。

よくある黄身あんの御菓子かと思えば「きざみ昆布⁉」の文字に驚いて思わず手にとってしまいました。

北海道民のソウルスイーツ『わかさいも』

『わかさいも』《わかさいも本舗》
▪︎販売価格:1箱6個入り 861円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より29日間(常温保存で未開封)
▪︎特定原材料等:卵、小麦粉、大豆
▪︎栄養成分表示:1個あたり 105kcal

さつま芋を使わず北海道産の大福豆を主原料に餡を作り、芋の筋に見立ててきざみ昆布を入れた『わかさいも』。小ぶりなサイズ感は小腹が空いたときに心置きなく食べられるから嬉しいかぎりですね。

「大福豆(おおふくまめ)」の特徴
□白いいんげん豆の種類のひとつ。希少価値が高く、高級菜豆(こうきゅうさいとう)として知られる。
□蔓性で支柱が必要など栽培に手間がかかる。
□楕円形でやや平べったい形。大粒・乳白色で見栄えがよい。
□クセがない、すっきりとした味わい。
原材料名砂糖[てんさい糖(北海道産)]、手芒豆、大福豆、小麦粉、醤油、鶏卵、加糖卵黄(卵黄、砂糖)、きざみ昆布、食塩

さつま芋に見立てるため皮の部分の大福豆あんは非常に薄くし、卵正油を塗って焼くことで焼きいもの色を表現しています。香ばしい卵醤油の香りは食欲をそそりますね。猪&💕の銘々皿に盛りつけ、まるでおいしそうな匂いに釣られてやって来た!という状況にしてみました(笑)

まずはいちど両手にとってぱっくりふたつに割ってみてくださいね…がおすすめの食べ方だそうです。その方がより「焼きいも」の雰囲気が味わえるのでしょう。ただ手で割ると不器用でボロボロにしそうなので包丁を使うことにしました。

きざみ昆布がうまく切れなさそうと包丁を使ったのにも関わらずこの有り様。ピロロンと昆布が飛び出てしまいました。御菓子からきざみ昆布が出てくるなんてなかなか見ない光景です。惜しげもなく昆布が入っていることは自明の理ですね。すっきりとした甘さの大福豆のあんこに滋味ある昆布の取り合わせがいい塩梅に味わい深さを生んでいます。なまらうまいべさ!

今回ご紹介した和菓子店舗

《わかさいも本舗》洞爺湖本店

住所049-5600
北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉144

□JR洞爺駅から道南バス洞爺湖温泉行きで15分、洞爺湖温泉バスターミナルから徒歩で5分
電話0142-75-4111
営業時間9:00~17:00
[レストラン仙堂庵 ]11:00 ~ 15:00(LO 14:30)
団体予約の貸し切り、諸事情による営業時間の短縮の場合がございます
ご迷惑をお掛け致しますが店舗にお問い合わせの上ご来店願います
休業日無休

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