【大寒】おすすめ和菓子『山家柚』《叶 匠壽庵》

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こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

1月20日から二十四節気では【大寒】に入りました。江戸時代、太玄斎によって書かれた「こよみ便覧」に依れば ※こよみ(暦)便覧は、江戸時代に出版された暦の解説書

冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也

旧暦では【大寒】の次に訪れる【立春】が新年のはじまりとされていました。「二十日正月」の言葉通り、正月行事に関わる和菓子もそろそろ終わりを迎えます。

【大寒】の七十二候名称意味
初候 1月20日〜1月24日頃欵冬華(ふきのはなさく)欵冬(かんとう)は山菜のふきのこと。地中からふきのとうが顔を出し始める頃。
次候 1月25日〜1月29日頃水沢腹堅(さわみずこおりつめる)沢の水が厚く凍るほど寒さが厳しい頃。
末候 1月30日〜2月3日頃雞始乳(にわとりはじめてとやにつく)鶏が産卵する頃。鶏は日照時間が短いうちは産卵しない習性があることから、冬が終わりに近づいていることを表す。

栄養のあるものを食べて規則正しい生活を送り、まもなく訪れる春に備えたいものですね。今回は果皮まで丸ごと食べられる、ビタミン豊富な柚子の和菓子をご紹介したいと思います。どうぞお楽しみください。

【冬季限定】『山家柚(さんがゆ)』柚子皮製 丹波大納言小豆

『山家柚(さんがゆ)』《叶 匠壽庵》
▪︎販売価格:1個1,620円(税込)
▪︎販売期間:2025年1月19日(金)~1月21日(日) 3日間
▪︎賞味期限:製造日より7日間
▪︎特定原材料等:やまいも
▪︎栄養成分表示:1個あたり 421kcal

やわらかく糖蜜で炊き上げた柚子皮をふんだんに使用し丹波大納言小豆を丁寧に包みました。柚子皮を丸ごと使った御菓子ですと「丸柚餅子」が有名ですが、それに比べてもボリュームたっぷり!爽やかで芳醇な香りの柚子皮が存分に堪能できる一品なんです。

原材料名砂糖(国内製造)、手芒練餡、柚子、小豆、米粉、つくね芋、もち粉/着色料(金箔、赤3号、赤106号)
※本品製造工場では小麦粉、卵、乳、そば、落花生、くるみ、やまいも、リンゴ、オレンジ、ゼラチン、大豆、ごま、アーモンドを含む製品を製造しています。

柚子皮にかるかん生地と金箔をあしらい華やかにおめかししました。ふわり、真っ白なかるかんはまるで目映いばかりの新雪を思わせます。柚子皮の雄黄(ゆうおう)色と真っ白なかるかんのコントラストもおいしさを物語っているかのようですね。

中は薯蕷生地に包まれた丹波大納言小豆のつぶ餡。風味豊かな丹波大納言小豆と滋味溢れる柚子皮をやさしい甘さの薯蕷がやわらかく包み込んでいます。ボリュームたっぷりなのでスライスして召し上がることをおすすめします。

今回ご紹介した和菓子店舗

《叶 匠壽庵》JR名古屋高島屋店

住 所 〒450-0002
愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1-4 JR名古屋高島屋B1F和菓子売場
電話052-566-8549
営業時間10:00~20:00 
休業日営業日・営業時間は百貨店に準じます

《叶 匠壽庵》寿長生の郷

住 所 〒520-2266
滋賀県大津市大石龍門4-2-1

・JR琵琶湖線「石山駅」より車で30分
※無料のシャトルバスあり
発着場:JR琵琶湖線「石山駅」北口下車(改札出て左)「寿長生の郷」と書いた紫色のバスが目印です。
発着時間はホームページにてご確認ください。
電話077-546-3131
営業時間10:00~17:00
※各施設により営業時間が異なります
休業日水曜日

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