こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
週末読んだ夕木 春央著「方舟」の衝撃からまだ、立ち直れていません。エピローグで語られる内容にそれまでの経緯を読み返すためページを捲るも、これはじっくりと再読せねばと思っている次第にございます。…あれこれ考えて寝つきが悪くなってしまうほどエネルギーを消耗したのですぐには再読しませんが。
“9人のうち、死んでもいいのは、ーー死ぬべきなのは誰か? 大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。そんな矢先に殺人が起こった。だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。ーー犯人以外の全員が、そう思った。タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。” 講談社公式サイトより |
さて、本日は週末読書の余韻も爽やかに変えてくれそうな御菓子をご紹介したいと思います。どうぞお楽しみください。
『千なり 檸檬あん』どら焼
『千なり 檸檬あん』《両口屋是清》
▪︎販売価格:1個216円(税込)
▪︎販売期間:7月27日~8月下旬
▪︎賞味期限:製造日より14日間
▪︎特定原材料等:小麦粉、卵、ごま、大豆 ※はちみつ使用
▪︎栄養成分表示:1個あたり 190kcal
ブルー地にゴロゴロ転がっている檸檬が描かれた爽やかなパッケージ。夏空に、木陰でほっとひと休みといったところでしょうか。おいしい御菓子をいただきたくなるシチュエーションですね。
原材料名 | 砂糖(国内製造)、卵、小麦粉、手芒豆、還元水飴、はちみつ、レモン果皮、福白金時豆、レモン果汁、植物油脂(ごま、大豆含む)、寒天/トレハロース、加工デンプン、膨張剤、増粘剤、酸味料 |
『千なり 檸檬あん』は瀬戸内レモンを使った夏限定の味わいです。
檸檬果汁、果肉、果皮を白餡と合わせ、夏にぴったりな甘酸っぱいあんこのどら焼に仕立てました。暑いときはなかなか重めの御菓子には手が伸びにくいもの。『千なり 檸檬あん』はほんのりと甘く、ほどよく酸っぱい、絶妙な仕上がりです。
細やかなレモン果皮が食感にアクセントを生んでいます。食べ終わったあとも爽やかな酸味の余韻が楽しめて、これは来年もぜひ食べたい一品です。
『ささらがた れもん』錦玉羹
『ささらがた れもん』《両口屋是清》
▪︎販売価格:1個324円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より45日間
▪︎特定原材料等:なし
▪︎栄養成分表示:1個あたり 97kcal
爽やかな酸味とレモンピールの食感が楽しめる夏季限定の『ささらがた れもん』。『千なり檸檬』との組み合わせがあまりにも訴求力が高かったので思わず手にとってしまいました。
原材料名 | 砂糖(国内製造)、水飴、手芒豆、福白金時豆、レモン果皮、寒天、レモン果汁/増粘多糖類、酸味料、着色料(黄4号、青1号) |
鮮緑(せんりょく)色の羊羹と檸檬色の錦玉羹との組み合わせで、目にも涼しげな御菓子となっています。レモンピールの固さと調和するように錦玉羹もやや固めな仕上がり。レモンピールをコリッと噛むと口の中に程よい苦味が広がるのも乙なもんですね。今回は抹茶に合わせていただきましたが、もしかしたら辛口のお酒にも合うかもしれません。ぜひお試しあれ!
夏限定「ささらがた」はマイナーチェンジしているので毎年いただけるとは限りません。以前食べた“甘夏”はおいしかったけど今年のラインナップにはないようですし…その代わり、新しく“ピンクグレープフルーツ”が加わりました。こちらも気になるところ。
定番の「ささらがた」は五種類 ◇「大納言」大納言小豆のふくよかな香り ◇「柚子」爽やかな風味が楽しめる ◇「抹茶」香り豊かな西尾産抹茶の風味 ◇「黒糖」黒砂糖のまろやかなコク ◇「紅粒」紅白のコントラストが美しい羊羹 |
今回ご紹介した和菓子店舗
《両口屋是清》八事店
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