こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
長~い夏休みも、ようやく終わりに近づきました。うちの子どもは学童っこなので、生活リズムは学校があるときと代わり映えしない毎日を送っていますが、夏休みを謳歌したお子さんもたくさんいらっしゃるんでしょうね✨何はともあれ、元気な姿で新学期迎えられることを心待ちにしています。
では今回は、夏の終わりにふさわしい和菓子をご紹介したいと思います。どうぞお楽しみに✨
『露草』薯蕷きんとん製白小豆餡
『露草』《花桔梗》
▪︎販売価格:1個370円(税込)
▪︎賞味期限:当日中
▪︎特定原材料等:やまいも
▪︎栄養成分表示:114.5kcal
夏から秋にかけて、道端や庭先でもよく見かけられる『露草』。貝の形をした鮮やかな青い花を咲かせます。朝露を受けて咲き始め、午後には萎んでしまうため儚げな印象も。小さき儚げな花に惹かれ、和歌にもよく詠まれています。
《花桔梗》の『露草』は、風味豊かな伊勢芋のきんとんに大納言小豆がひと粒、さらりと乗った錦玉が涼しげですね。
青みが全く感じられない意匠なのは、はて、一体どういうことなんでしょう?朝露を受けた葉の様子を表現したかったのでしょうか。それとも、昼には萎んでしまう儚さを表すため、あえて花の青さを見せなかったのでしょうか。ちょっと興趣をそそられますね。
中は白小豆の餡。上品な甘さは、暑さが落ち着いた夏の朝にぴったりな味わいです。
食楽堂【蓬左 <hōsa>】に行ってみたい💖
《花桔梗》に置かれていた華やかなパンフレットに目がとまり、手に取りました。尾張徳川家が治めた江戸時代の名古屋に縁がある3つの老舗ブランドが集まった食楽堂【蓬左<hōsa>】の案内です。これは、テンション上がりますね✨
◇江戸時代の創業から名古屋の台所として親しまれてきた「仕出し料理 八百彦本店」 ◇尾張徳川家の御用菓子司をルーツに持つ和菓子屋「菓匠 花桔梗」 ◇熱田・宮宿で創業した水産業の屋号を受け継ぐ「和む菓子 なか又」 |
3つのブランドがコラボした和フタヌーンティーセット(1名様 4,400円/予約制※前日13:00迄)は、ぜひ食べてみたいですね。《八百彦本店》のだし巻きサンドや《なか又》のちびわぬき、さまざまな和菓子と見てるだけでも満足感の高い代物です。名古屋城をモチーフにしたオリジナルスタンドに盛りつけられているというのも面白い試みだと思います。
《なか又》の『ふわふわ わぬき』についてはこちらの記事をご覧ください⏬
今回ご紹介した和菓子店舗
《菓匠 花桔梗》本店
住所 | 〒467-0003 愛知県名古屋市瑞穂区汐路町1-20 □ 名古屋市営地下鉄桜通線「桜山」駅4番出口より南東へ徒歩約10分 瑞穂区役所駅から520m |
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電話 | 052-841-1150 |
営業時間 | 10:00~19:00 ※茶寮(イートイン)利用は11:00〜17:00 |
休業日 | 1月1日 |
名古屋能楽堂 蓬左 <hōsa>店
住所 | 〒460-0001 愛知県名古屋市中区三の丸1−1−1 名古屋能楽堂1F 蓬左<hōsa>内 HP https://www.hosa.nagoya/ SNS:名古屋能楽堂 蓬左<hōsa>店 Instagram https://www.instagram.com/hanakikyo □ 名古屋市営地下鉄鶴舞線「浅間町」下車 1番出口より東へ徒歩10分 □ 名古屋市営地下鉄名城線「名古屋城」(旧「市役所」)下車 7番出口より西へ徒歩12分 |
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電話 | 052-253-8566 |
営業時間 | 10:00~17:00(L.O. 16:30) ※「和フタヌーンティー」のご予約は、店頭、電話、予約専用Webページより承ります。 ご予約はこちら |
休業日 | 元旦のみ休業 ※月曜日はテイクアウトのみ |
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