こんにちは、日本100名城巡りメンバーのきりこです。
隊長 夫
遊び係 子ども
おやつ係 きりこ
2021年は、武田信玄公生誕500年にあたります。城郭が残っていないので比較的混雑しない城かなぁという思惑もあり、子どもの夏休みの思い出作りのため日本100名城巡り、ここ甲府の地にて復活しました。
史跡武田氏館跡は、現在「武田神社」を中心とした静謐な雰囲気のスポットとなっています。
「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」と名言を残した武田信玄公に思いを馳せながら参拝いたしました。多くの戦国大名が立派な城を築くなか、信玄公は躑躅が崎館を拠点に地の利と人の心を中心とした国作りをした人物になります。
武田氏三代の居館『躑躅が崎館(武田氏館跡)』
武田氏館は、永正16年(1519年)に武田信虎が石和から館を移し、その後は信玄・勝頼と3代にわたって甲斐統治の中心地となった場所になります。
戦国時代有数の規模といわれた武田氏館。広大な堀は信玄公の治水事業「信玄堤(しんげんつつみ)」を彷彿とさせる遺物ですので、境内に入る前にぜひご覧になることをおすすめします。
みどころ①パワースポット名水【姫の井戸】
武田神社拝殿・左側の脇道にある、一見なんの変哲もない井戸。一説によりますと、武田信玄公のご息女誕生の際、産湯に使われたこともある由緒正しき井戸になります。また、この井戸から茶釜など歴史的価値のある品々が発見されたこともあり「茶之湯の井戸」とも呼ばれています。本来であれば、神符授与所にて購入した武田菱デザインのペットボトルで持ち帰り可能なのですが…現在は、コロナ禍のため中止なんですね、残念至極。
「姫の井戸」の対面には「武田水琴窟」もあり、癒しのスポットとなっています。
みどころ②【宝仏殿】
「宝仏殿」は武田氏歴史博物館の役割を担っています。もう暑くてグッタリのため、パネル学習に切り替えです(笑)。
夫は戦国武将好きなので、武田二十四将のことも源氏の流れをくむ一族であることも当然知っていましたが、私は初めてのことも多く興味深く眺めました。
充実した内容なので、お子さまの自由研究などにも良さそうです。
みどころ③【三葉の松】
松は、冬でも落葉せず青々した緑を保つことから「不老長寿」の象徴とされています。ところが、武田神社のは世にも珍しい黄金色になって落葉する松になります。その色から「金運」のご利益があるとされていますので、もし見かけたら財布に入れて持ち帰るとよいでしょう。
鳥居をくぐって境内にある手水舎が目印です。手水舎の左手にあるベンチのそばの松が【三葉の松】になります。
生前、信玄公は高野山を信仰されていました。亡くなった信玄公を慕い、高野山の松の種子が飛来したものが【三葉の松】の由来と云われています。縁起の良さに加えて、歴史的面白さも楽しめる代物ですね。
『旧堀田古城園(信玄ミュージアム)』でひと休み
武田神社の真向かいにある『旧堀田邸宅』。売店があるので、ちょっとしたお土産を購入したり、カフェも併設されているので休憩したりも出来ます。
ぜひ覗いてもらいたいのは武田菱デザインの茶室です。建物の形も炉も、よくみると菱形になっていて遊び心が感じられます。本来は、中に入れるようですが…うーん、残念だぁ。
おみくじをひこう✨
武田神社のおみくじは、中に「勝運縁起物」入りとなっています。私は【昇龍】、夫と子どもは【刀】が入っていました。おみくじの結果がいまいちでも凹まず、御守りとして持ち歩けるので嬉しい縁起物です。
私の場合、おみくじの結果は「末吉」でパッとしない内容でしたが、【昇龍】の「難関突破」「商売繁昌」「金運招福」の言葉に元気づけられました。
御朱印を頂くなら専用紙で
拝殿への参拝が終わりましたら、ぜひ御朱印を頂きましょう。御朱印帳をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、信玄公の切り絵付きバージョンがご要望であれば、専用紙での御朱印を頂くことをおすすめします。
立ち姿の信玄公デザインが珍しいので、今回はそちらにいたしました。
お土産『桔梗屋信玄餅吟造り』
山梨県のお土産No.1といえば『桔梗屋信玄餅』ではないでしょうか。通常版の『信玄餅』は何度も食べたことがあるので、今回はプレミアムな吟造りバージョンを選んでみました。
2個入りパッケージを開けると、唐紅色のペーパー風呂敷に包まれた信玄餅が出てきました。付属の黒蜜は、アカシア蜂蜜が入っているため、ほんのりと薄茶色をしています。
餅も丹波産黒大豆を使用しているため、味わい深く程よい弾力もあり、私は通常版よりもこちらの方が好きだなぁと感じました。黒大豆、アカシア蜂蜜、砂糖少なめと滋味に富む御菓子と云えるでしょう。
武田氏館跡(武田神社)へのアクセス
- 住所:山梨県甲府市古府町2611
- 電話番号:055-252-2609
無料駐車場があります。詳しくは、武田神社ホームページをご覧ください。
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