「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year(改称)2024」に投票しました

マネーリテラシー

こんにちは、きりこです。

11月の風物詩「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year2024(改称)」に投票しました。

2007年からスタートした「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 」は17年目を迎え「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year」へと名称と内容を新たにしました

「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year(改称)」はどんな投信が求められているのか、ランキングの変遷から如実に分かる良質なイベントです。ブロガーのみならず多くの個人投資家に投票してもらうこと、個人投資家の声をもっと証券会社や運用会社に届けること、などを方針に改称したとのこと。

証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を個人投資家たちが投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントです。

公式サイト「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year2024」より

「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year2024」投票ルール

• 投票期間:2024年11月1日(金曜日)から11月30日(土曜日)まで
• 対象となる投資信託:2024年9月までに設定され日本の証券会社を通じて買付可能な主な投資信託(ETFを含む)
• インデックス部門とアクティブ部門のそれぞれ、投票順に1つ目の投資信託には3点、2つ目の投資信託には2点、3つ目の投資信託には1点が自動的に配点される

投票の変更点は“インデックス部門とアクティブ部門の部門別に投票できる”ことが大きく変わったところでしょうか。

1. 金融商品に投資経験がある個人投資家であればどなたでも投票可能
2. 投票者はインデックス部門の投資信託を最大で3つ、アクティブ部門の投資信託を最大で3つ、合計で最大6つの投資信託に投票できます(どちらかの部門のみの投票も有効)。
3. 投票は[インデックス部門][アクティブ部門][総合部門][投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year部門]などの分類で集計する予定

気になるのは、昨年はオンラインでも配信された結果発表がリアルイベントのみ…なのかな?公式サイトにはオンラインの記載がありません。もしかしたら今後の【インデックス投資ナイト】もリアルだけになってしまうのか…とドキドキしております。

結果発表:2025年1月24日に渋谷で予定している新年会イベント「個人投資家が選ぶ! Fund of The Year投資家&運用会社★新年会」で行う予定

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023」&「#TwitterFundOfTheYear2023」の受賞一覧

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023」ランキング
1. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/三菱UFJ国際投信 67名/180P
2. 〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ外国株式インデックスファンド/ニッセイアセットマネジメント 27名/61P
3. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/三菱UFJ国際投信 18名/37P
4. バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)/バンガードグループ 12名/25P
5. eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)三菱UFJ国際投信 10名/20P
6. eMAXIS Slim 先進国株式インデックス/三菱UFJ国際投信 9名/20P
7. 結い2101/鎌倉投信 9名/19P
8. たわらノーロード先進国株式/アセットマネジメントOne 8名/17P
9. eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)/三菱UFJ国際投信 7名/14P
10. ひふみ投信 / レオス • キャピタルワークス 6名/12P

私が贔屓にしている「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」が5位に急上昇しました。eMAXIS Slimオールカントリーはどちらも貫禄の1位!さすが謳い文句が業界最低水準の運用コストを、将来にわたってめざし続けるファンド。eMAXIS Slimのサイトにおいても「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 」で10位以内に本受賞!していることをアピールされています。運用会社にも影響力を及ぼすイベントに成長したことが伺えますね。

「#TwitterFundOfTheYear」は2022年から開催されたもの。投資に興味があるユーザーであれば誰でも投票できる気軽さ…これが2024年からの「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year」に繋がったのかなと推察されます。

「#TwitterFundOfTheYear2023」ランキング
1. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/三菱UFJ国際投信 
2. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/三菱UFJ国際投信 
3. 〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ外国株式インデックスファンド/ニッセイアセットマネジメント 

2024年は新NISAがスタートし個人投資家の輪が広がりました。「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 」が運用会社に好影響を及ぼしeMAXIS Slimのような良質なファンドを生み出したように、今後は良質なファンド&「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year」が個人投資家たちを育てていく…そんな流れになるといいなぁと感じています。新NISAで投資を始めた方が株式市場の“揺れ”に一喜一憂することなく長期目線の資産運用する心構えを持てる環境が整うことを願っています。

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