おすすめ和菓子『復刻若草』《彩雲堂》

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

今回ご紹介するのは、松江三大銘菓と名高い《彩雲堂(創業明治7年)》の『若草』の復刻版です。

松江三大銘菓

『若草』餅菓子《彩雲堂》
『菜種の里』落雁《三英堂》
『山川』落雁《風流堂》

水の都として知られる出雲国松江は京都・金沢と並んで茶処、菓子処としても有名です。のんびりとした風土に育まれ、生活とともにお茶菓子を楽しむのが松江の特徴ともいえます。

『若草』の由来～大名茶人・松平治郷の存在

茶道や禅に傾倒した松江藩七代藩主・松平治郷(まつだいらはるさと)は不昧公(ふまいこう)という号を賜り、自ら不昧流という茶道を完成させました。松江の茶の湯を発展させ「不昧公好み」として愛された和菓子文化は、現代にも受け継がれています。

『若草』の菓名は、不昧公が茶会で詠んだ歌から由来しています。松江旧藩時代の製法記述により、《彩雲堂》の初代・山口善右衛門が不昧公好みの『若草』を復元しました。

『若草』は、石臼で水挽きした白玉粉で作った求肥に、薄緑の寒梅粉(餅を粉砕した粉)をひとつひとつ手作業でまぶしつけて仕上げた餅菓子。復刻版は、不昧公200年記念として蓬で衣がけした『若草』を蘇らせたものです。

復刻版は、よもぎ粉末が使われています。
通常版の【若草】の原材料は
砂糖（国内製造）、米、麦芽糖、砂糖結合水飴、米粉、水飴/着色料（黄４、黄５、青１）

彩雲堂

住　所	〒451-0025 島根県松江市天神町124 ▪︎JR松江駅より徒歩9分
電話	0852-21-2727
営業時間	■店頭販売：9:00～18:00 ※冬期1/9～2/29は9：30～17：00となります。 ■茶寮：9:30~17:30（17:00ラストオーダー） ※冬期1/9～2/29は10：00～17：00(16：30ラストオーダー) ◇茶寮メニュー 1. 彩雲堂プレート（お飲み物セット）　1,430円(税込) 2. 季節の上生菓子　880円(税込)　※他、季節限定メニューもあります。
休業日	不定休

ホームページを見ていたら『おうち生菓子』という、6種類の動物から選んで手作り出来る生菓子キットが販売されていました。今年のゴールデンウィークはお出掛け出来ないので、初の和菓子作りを子どもとやってみようかと検討中です。