【節分】おすすめ和菓子『追儺』『福升』《末富》

和菓子

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

本日は二十四節気【立春】の前日にあたる「季節を分ける日」、節分です。

季節の分かれ目は邪気が入りこみやすいと考えられ、様々な邪気払いの行事が行われて来ました。【節分】の“豆まき”もそのひとつ。鬼を追い払う豆は、五穀の中でも穀霊が宿るといわれる大豆です。豆が「魔を滅する(魔滅)」に通じ、無病息災を祈る意味があります。

今回は【節分】をモチーフにした和菓子をご紹介したいと思います。どうぞお楽しみください。

『追儺(ついな)』きんとん製 小豆こし餡

『追儺(ついな)』《京菓子司 末富》
▪︎販売価格:各1個573円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:小麦粉

『追儺(ついな)』とは、大晦日[旧暦12月30日]に疫鬼や疫神を払う儀式、または民間で節分などに行われる鬼を払う行事のことをいいます。

きんとん製の赤鬼と青鬼の顔にこなしで角をあしらい【節分】の情景を描いた一品です。散らした白小豆が豆まきで鬼を払うさまの見立てとなっています。懐紙は、お多福さん&一笑多福が描かれたもの。改心した鬼の下で微笑むお多福さんの組み合わせは、なかなか気が利いているのではなぱはないでしょうか。

原材料名砂糖(国内製造)、小豆、手芒、白小豆、小麦粉/食用色素(赤3号、赤105号、黄色4号、青1号)

きんとんはそぉっと持ち上げないと崩れそうなくらい柔らかめで程よい甘さに仕上がっています。上に散らされた白小豆は上品な甘さで歯触りもよいですね。

『福升』薯蕷饅頭製 白小豆つぶ餡

『福升』《京菓子司 末富》
▪︎販売価格:1個573円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:やまいも

京都には、京都御所の四方の鬼門を護る「吉田神社」「伏見稲荷大社」「壬生寺」「北野天満宮」の四つの神社をお参りする風習[四方参り]という習慣があります。

豆まきにちなみ、ふっくらとした薯蕷饅頭で『福升』の意匠としました。中は白小豆のつぶ餡がたっぷり。これは升に入った福豆の見立てとなっています。

原材料名砂糖(国内製造)、白小豆、米粉、山芋、水飴、馬鈴薯澱粉/食用色素(赤3号、赤105号、黄色4号)

薯蕷饅頭はしっとりとした食感。中の白小豆あんにバランス合わせて水分多めな仕上がりになっています。

今回ご紹介した和菓子店舗

《京菓子司 末富》

住所〒600-8427 
京都市下京区松原通室町東入
□ 京都市営地下鉄烏丸線「五条」駅2番出口を北上 徒歩約5分
□市営バスで5系統もしくは26系統「烏丸松原」下車 徒歩約5分
□ 阪急電鉄「烏丸」駅2番・6番出口から南下 徒歩約10分
電話
FAX
075-351-0808 075-361-5308
075-351-8450
営業時間9:00~17:00
※連休・年末年始などは営業日・営業時間を変更する場合がございます。 変更の場合はお知らせに掲載しておりますのでご確認ください。
休業日日曜日・祝日

《末富》JR名古屋高島屋店

住  所〒450-6090
名古屋市中村区名駅1-1-4 ジェイアール名古屋タカシマヤ地下1階 和菓子売り場 (google map)
電 話052-566-3282
営業時間10:00~20:00
※主菓子(生菓子)取扱日:木曜日
定休日※店休日・営業時間は百貨店の営業に準じます。

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