1月に食べた和菓子9選【2025年】

和菓子

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

1月もたくさん美味しい和菓子に出会いました。一挙紹介といきましょう

『干支菓 乙巳』練りきり製 栗きんとん&小豆こし餡

『干支菓 乙巳(きのとみ)』《和の菓さんのう》
▪︎販売価格:季節の上生菓子セット6個入り 3,200円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:やまいも

今年もいくつかの干支菓をいただきました。12年に一度の意匠と思うと感慨深いものがあります。《和の菓》さんのうで和菓子を買い始めてはや7年。まだ十二支をひと巡りするには間がありますね。『干支菓 乙巳(きのとみ)』は、白蛇を思わす清らかな練りきりに鱗模様をあしらい紅を差し意匠としました。包み暈しで仄かに浮かび上がる中紅花(色)が百花の魁の梅を思わせます。白と紅のコントラストが美しい、新春ことほぐ一品です。

原材料名砂糖(国内製造)、白餡、栗、小豆(北海道産)、やまいも、餅粉/食用色素(赤3号、赤106号)、金箔

中は小豆こし餡に包まれた栗きんとん。こだわりが感じられるあんこに自然と顔がほころびます。今年もどんな御菓子を作られるか楽しみにしております。

『富士遠望』吉野羹製&淡雪羹製

『富士遠望』《両口屋是清》
▪︎販売価格:1個378円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料名:卵
▪︎栄養成分表示:1個あたり 134kcal

数年前購入して大層お気に入りだった『富士遠望』。毎年この時期《両口屋是清》さんの店頭を同じ意匠がないかと期待を込めて覗いていたものです。今年は昨年から引き続き挑戦中のことがありますので、何だか麗しい富士の姿に応援されている気持ちになりました。

霊峰富士を背に茜色に染まる瑞祥あふれる新春の夜明けを表した『富士遠望』に合わせて銘々皿は鶴の模様のものとしました。静謐なひとときが味わえる取り合わせですね。

『勝ち栗大福』餅皮製 栗あん

『勝ち栗大福』《小布施堂》
▪︎販売価格:1箱3個入り 1,458円(税込)
▪︎販売期間:2025年1月11日(土)12:00~1月19日(日)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:大豆
▪︎栄養成分表示:1個あたり 131kcal

栗の御菓子を食べたくなったら、まず足を運ぶのは《小布施堂》さん!『勝ち栗大福』は限定商品なので今まで食べる機会がなかったのですが、たまたま最後の1箱に出会うことができました。木箱を開ける前からワクワクしたものです。

原材料名栗甘露煮[栗、砂糖(国内製造)]、砂糖、栗、小豆餡[小豆、砂糖]、白玉粉、上新粉、きな粉、ココアパウダー

栗あんで蜜栗を、さらに栗色の餅生地で包みこみ、中身を渋皮·鬼皮と栗の断面に見立てた『勝ち栗大福』。半分に割ったときに見える景色にほっこりしますね。ココアパウダーが練り込まれた栗色の餅生地ときな粉の香ばしさのバランスが絶妙です。

『御題羊羹 夢さやか』煉羊羹&道明寺羹&琥珀羹

『夢さやか』《とらや》
▪︎販売価格:中形(330g) 2,160円(税込)
▪︎販売価格:2024年11月下旬~2025年1月中旬
▪︎賞味期限:製造日より60日間
▪︎特定原材料等:なし
▪︎栄養成分表示:100gあたり 277kcal

官中行事【歌会始(うたかいはじめ)の儀】のテーマをもとにして作られる「御題菓」。毎年、どんな和菓子が出来上がるのだろうと心待ちにしています。今年の御題は【夢】。各和菓子屋さんでは御題から発想を広げて趣向を凝らした和菓子を創り上げるのです。毎年、どちらの和菓子屋さんのものをいただこうかと選ぶ楽しさを味わっています。

原材料名砂糖(国内製造)、豆類(白小豆、手芒、福白金時豆)、道明寺粉、砂糖結合水飴、寒天/コチニール色素、クチナシ色素

《とらや》さんは【夢】に未来や希望を託した解釈を煉羊羹·道明寺羹·琥珀羹の3色のグラデーションで表しました。甘さ控えめな仕上がりとなっています。

《たねや》の迎春和菓子

『迎春和菓子6選』《たねや》
▪︎販売価格:1箱6個入り 2,808円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:やまいも、小麦粉、卵、大豆
▪︎栄養成分表示:
[門の春]1個40gあたり 105kcal
[巳のしらべ]1個40gあたり 92kcal
[瑞光]1個44gあたり 110kcal
[初夢]1個41gあたり 98kcal
[此の花]1個35gあたり 83kcal
[千代鶴]1個36gあたり 87kcal

ここ数年、大掃除を終えた大晦日に迎春和菓子をお迎えし新年にいただくということをしております。今年は《たねや》さんの6種の上生菓子が入ったセットを購入いたしました。澄やかな元旦の朝いただく和菓子の格別なこと✨あんこも製法もそれぞれ違うこだわりの上生菓子を堪能できました。

【乙巳】は「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく」年と云われています。それに相応しい和菓子と抹茶で新年のスタートを切れたことを嬉しく思います。

『花びら餅』羽二重餅製 白味噌あん

『花びら餅』《京らく製あん所》
▪︎販売価格:1箱3個入り 1,296円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より5日間
▪︎特定原材料等:卵、乳成分、大豆
▪︎栄養成分表示:1個(60g)あたり 144kcal

お正月定番の和菓子といえばー『花びら餅』ですね。今年も色んな和菓子屋さんのものをいただきましたが《京らく製あん所》さんのは今回初めてです。ふっくらとした餅皮にうっすらと透ける薄紅色、にょきっと飛び出ている牛蒡の姿。いつ見ても和菓子にゴボウが?というインパクトが強い意匠です。何故こんな意匠なのかは記事を読んでいただくとして、《京らく製あん所》さんのは紅染めした白味噌あんではなく菱形の羊羹というところも珍しく良かったですね。今回はJR名古屋高島屋の期間限定出店にて食べることができましたが、来年は…オンラインショップでも扱ってくれるのかなぁ?ぜひ高島屋さんにまた出店されることに期待しています。

『干支 鶴乃子』マシュマロ×黄身餡

『干支 鶴乃子』《石村萬盛堂》
▪︎販売価格:1箱4個入り 810円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より28日間
▪︎特定原材料等:卵、ゼラチン
▪︎栄養成分表示:1個あたり 62kcal

【乙巳】の新年特別バージョンのパッケージに心惹かれて手に取った『干支 鶴乃子』。子蛇が上手にとぐろを巻けるようになったのを親蛇が目を細めて眺めている情景を描いたのは、新進気鋭の博多人形師·中村弘峰氏です。縁起物として購入したくなる一品ですね。

原材料名砂糖(国内製造)、水飴、白生あん(手芒豆)、ゼラチン、加糖卵黄、コーンスターチ/トレハロース、香料

しっとり柔らかな生地の中に包まれた風味のよい黄味あんは、甘さをおさえたまろやかな味わいに仕上がっています。

『山家柚(さんがゆ)』柚子皮製 丹波大納言小豆

『山家柚(さんがゆ)』《叶 匠壽庵》
▪︎販売価格:1個1,620円(税込)
▪︎販売期間:2025年1月19日(金)~1月21日(日) 3日間
▪︎賞味期限:製造日より7日間
▪︎特定原材料等:やまいも
▪︎栄養成分表示:1個あたり 421kcal

実はこれ、2回目の購入なんですね。冬至の日だけ販売されていたのですが好評につき1月も限定商品として復活しました。もう一度食べたい💕と思っていたので嬉しいかぎり。お値段がやや高めなのがネックですが、箱を開けたとたん黄金色に輝く柚子皮を見たらそんな気持ちもどこかに吹き飛んでしまいます。

原材料名砂糖(国内製造)、手芒練餡、柚子、小豆、米粉、つくね芋、もち粉/着色料(金箔、赤3号、赤106号)
※本品製造工場では小麦粉、卵、乳、そば、落花生、くるみ、やまいも、リンゴ、オレンジ、ゼラチン、大豆、ごま、アーモンドを含む製品を製造しています。

柚子皮にかるかん生地と金箔をあしらい華やかに仕上げた『山家柚(さんがゆ)』。中には薯蕷生地に包まれた丹波大納言小豆のつぶ餡がたっぷりつまっています。絶妙な甘さのバランスと柚子皮の歯触りが堪らない一品です。

『いちころか』最中皮製 いちご餡

『いちころか』《吉岡製菓》
▪︎販売価格:1個324円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より約90日間
▪︎特定原材料等:小麦粉、さけ
▪︎栄養成分表示:100gあたり 298kcal

『いちころか』というネーミングセンスがツボで思わず手にとってしまった苺の最中。可愛らしい見た目に関西人がツッコミを入れているさまを想像して笑いが込み上げます。

原材料名白あん(国内製造)、砂糖、イソマルトデキストリン、うるち米、乾燥果実加工品[砂糖、でん粉、デキストリン、水飴、いちご、濃縮いちご果汁]、寒天/トレハロース、酸味料、着色料(赤102号、黄色4号、青1号、青2号、黄色5号、赤2号、黄色4号)、保存料(しらこ蛋白)

普段、いちご風味の御菓子は敬遠している私も甘酸っぱい国産大粒いちごコンフィチュール餡にノックアウトされました。菓銘に違わず、めちゃくちゃおいしい一品ですね。

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