こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
先日、尾張地方の國霊神である「尾張大國霊神社(おわりおおくにたまのかみ)」へ参拝してきました。本日2月10日[旧暦1月13日]は国府宮はだか祭【儺追神事(なおいじんじ)】が行われています。一度は目の前で拝見したいと思うものの、なかなか日程が合わず仕舞い。2月23日(日)に行われる「なおい茶会」には参加したいなぁとは思っています。


【儺追期間限定】切り絵御朱印は今年、金と銀のもの2種類がご用意されていました。今回は、銀の切り絵御朱印を賜りました。

【はだか祭(儺追神事)】とは 毎年旧暦正月13日、42歳と25歳の厄年の男(裸男)を中心に「なおい布」を結びつけた「なおい笹」を担ぎ境内へと奉納する。クライマックスでは精進潔斎につとめた「はだか祭」の主役である神男に触れて厄を落とそうと、一斉に裸男達が神男に殺到し凄まじい揉み合いになることで広く知られる神事。奈良時代の神護景雲元年(767年)称徳天皇の勅命によって全国の国分寺で悪疫退散の祈祷が行われた際、尾張国司が総社である尾張大國霊神社においても祈祷をしたことが始まり。江戸時代末期に今の裸男が揉み合う「はだか祭」の形態になったと云われている。 |
さて、尾張大國霊神社への参拝を行ったあとは《松屋長春》さんまで足をのばしましょう。
『紅白梅』かるかん製 備中白小豆こし餡

『紅白梅』《京菓子司 松屋長春》
▪︎販売価格:1個378円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:やまいも
古より「梅」は清雅な姿と香りで、日本人に愛されてきました。「梅」は【初春】の季語。初名草・春告草・匂草・風待草、此の花…etc.数多の別名をもつのは春を待ちわびる人の心の琴線にふれ、詩歌に詠まれたからでしょう。

ほわっとやさしい口あたりのかるかん製の御菓子はいつ食べても癒されるもの。白×梅重(色)に染め分けたかるかんで備中白小豆のこし餡を包み込み『紅白梅』の意匠としました。かるかんに押された焼き印が梅の愛くるしさを表しているかのようですね。
「備中白小豆」とは □ 小豆の一種で乳白色の種皮を持った豆。美しい色合いの白餡に仕上がる。 □ 岡山県備中地域で栽培される希少性の高い豆。 □ 独特な風味とあっさりとした舌触りで、高級餡として使用される。 |
『バレンタイン羽二重』羽二重餅製 備中白小豆つぶ餡

『バレンタイン羽二重(紅)』《京菓子司 松屋長春》
▪︎販売価格:1個324円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:卵、小麦粉
ふわっふわの羽二重餅につるんとしたこなし製のハートを乗せたキュートな『バレンタイン羽二重』。こちらは「白の羽二重餅×紅色のこなしのハート」バージョンと「御所染(ごしょぞめ)色の羽二重餅×生成色のこなしのハート」バージョンの2種類が用意されています。あんこも「紅こなし」バージョンはつぶ餡、「生成色こなし」バージョンはこし餡と凝った仕上がりになっています。どうしても艶やかな紅色のハートに惹かれてしまいますね。つぶ餡が好きなのもあってなかなか「生成色こなし」バージョンを食べる機会がありません。

原材料名 | 砂糖(国内製造)、備中白小豆、餅粉、卵白、小麦粉/着色料 |
こなしの表面が艶々しているのは寒天でコーティングされているから。紅色のハートがより鮮やかにみえて、目でも美味しさが感じられるかのような意匠になっています。
中は備中白小豆つぶ餡。上質な餡はバレンタインの特別感をより一層引き立ててくれますね。
今回ご紹介した和菓子店舗
《京菓子司 松屋長春》
住 所 | 〒492-8212 愛知県稲沢市小沢3-13-21 名鉄国府宮駅ロータリー前から約850m ・車で西へ約3分 ・国府宮駅西口より徒歩で約13分 |
---|---|
電話番号 メール | 0587-32-0253 wagashi@matsuya-choushun.jp |
営業時間 | 8:00~18:00 |
休業日 | 月曜日(※祝日の場合は翌日に振替) 火曜日は不定休となっております。 |
コメント