こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
今回の【日本100名城の旅】は信州~草津…etc.日本100名城、神社、温泉と盛り沢山な旅程となりました。1日目に訪れたのは信州上田。「上田城」は戦国時代の策士·智将真田氏により、二度の合戦にも落ちなかった城「不落城」として広く知られております。
◇9:30 小諸城址·懐古園到着[所要時間:1時40分 小諸城址·懐古神社参拝·島崎藤村記念館] ◇12:00 上田城跡公園到着[所要時間:2時間 上田市立博物館·真田石·櫓内見学·真田神社] ◇14:00 《信州蕎麦草笛》にてクルミ蕎麦ランチ ◇15:00《御菓子処 千野》にてお土産購入 ◇16:30 草津温泉到着·周辺散策 |
不落城【上田城】見どころ
●第1次·第2次上田合戦で徳川の大群を撃退。巧みな戦術で真田氏と上田城の名を世に知らしめた。ちなみに第2次は徳川軍38,000人に対し、真田軍わずか2,500人。 |
●幕末には本丸に櫓門2基、櫓7基があった。現在は櫓門1基、櫓3基が残る。※西櫓·北櫓·南櫓は県宝指定 |
●東虎口櫓門の脇にある北櫓·南櫓は明治8年に売却され、太郎山の麓「上田遊郭」に移築された。昭和16年に買い戻し、昭和34年に現在地に復元した。 |
●上田城本丸跡に鎮座する眞田神社は「不落城のお守り」として受験生に人気。 |
●鬼門にあたる本丸の北東(丑寅の方向)に土塁の隅につくられた切り込み「隅おとし」がみられる。 |
● みどころ 東虎口櫓門前の石垣「真田石」直径3mの巨大石の前で写真撮影しよう!
「真田石」とは 真田昌幸(幸村の父)が上田城築城の際に太郎山から掘り出した緑色凝灰岩の大石を「真田石」と名付けた。のちに上田領を引き継いだ嫡男・信之が松代へ移封となった際にこの石を家宝として持っていこうとしたが、微動だにしなかったという伝承が残っている。 |
櫓内は見学ができます。真田氏にまつわるエピソードや上田城絵図などもあり見応えがありますよ。
● みどころ「本丸西櫓」
尼ヶ淵の河岸段丘上に築かれた本丸隅櫓。初期城郭建築の様式となっています。
● みどころ「真田井戸」
直径2m×深さ16.5mの本丸唯一の大井戸。途中に抜け穴があって市街地北部にある太郎山麓や上田藩主居館に通じていたとの伝説もあります。
● みどころ「眞田神社」
上田城本丸跡に鎮座する「眞田神社」。もともとは松平家の御先祖をお祀りする御宮であり「松平(しょうへい)神社」と称していました。昭和28(1953)年、真田氏·仙石氏·松平氏の歴代全城主を御祭神とし「松平神社」から「上田神社」と改称。昭和38年には初代城主である真田氏の名を冠して「眞田神社」と再改称しました。
御朱印は種類豊富で絞りきれず、通常の御朱印(7月バージョン)と「夏限定見開き朱印 幸村」「夏越見開き朱印」を御朱印を購入しました。
● みどころ「隅欠(すみおとし)」
● みどころ「二の丸橋標柱」と「時鐘·平和の鐘」
ユニークな顔文字のように見える標柱。いったい何が描かれているのでしょう?
正解は…
“2のマルハシ(二の丸橋)”と描かれているんですって!
● みどころ「上田市立博物館」
歴代藩主の資料や上田の歴史·民俗などの資料を収蔵、展示されています。撮影OK な資料も多いので後から見返すこともできますよ。
【上田城】利用案内
住所 | 上田市二の丸6263-イ □JR上田駅・しなの鉄道上田駅・上田電鉄別所線上田駅で下車、徒歩12分 ●日本100名城スタンプ設置場所:上田市立博物館 |
電話番号 | 0268-23-5135(公園管理事務所) |
料金 | ◇上田市立博物館·上田城櫓/各300円 ◇上田市立博物館・上田城櫓セット券/500円 |
開園時間 | 【公園内】散策自由·24時間入園可 【管理事務所】平日8:30~17:15 【上田市立博物館・上田城櫓門】9:00~17:00(入館は16:30まで) |
定休日 | 【上田市立博物館】水曜日、祝日の翌日(水曜にあたる場合はその翌日)、年末年始 【上田城櫓門】水曜日、祝日の翌日(水曜にあたる場合はその翌日)、11月中旬~3月 |
信州上田に訪れたならぜひとも「くるみ蕎麦」を食べたいところ。二の丸東虎口櫓門にいらした「信州上田おもてなし武将隊」の方におすすめを聞いていくつか候補を絞りました。訪れたのは《信州蕎麦の草笛》さん。夫は《十割蕎麦処 奈賀井》の「炭そば」が気になったようですが、時間的にも“蕎麦売り切れ”となる可能性もあるので近くのお店に飛び込みました。
14時頃の来訪でしたが、私達で蕎麦売り切れ…あぶない、あぶない。
夫は「かけそば·多め」子どもは「山菜そば」私は「くるみ蕎麦」を注文。珍しい「くるみおはぎ」も子どもと半分こして食べました。
初めて食べた「くるみおはぎ」は、ほんのり温かくてクルミの香ばしさと甘じょっぱさがいい塩梅。疲れた身体に染み入るようなおいしさです。あんこの入っていないシンプルな「おはぎ」は蕎麦の味わいも邪魔しないものでした。
お腹が満たされたところで昭和5年創業の《御菓子処 千野》さんに足を運びます。
こちらには、本丸東虎口の石垣にある「真田石」をモチーフとした御菓子の取り扱いがあるとか。いったいどんな御菓子なのでしょう。楽しみ💓
『信州·上田 真田石』焼き菓子 黄身餡
『真田石』《御菓子処 千野》
▪︎販売価格:1個150円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より20日間
▪︎特定原材料等:小麦粉、卵、乳成分、くるみ
上田城·本丸東虎口の復元櫓門横の石垣にある直径3mの巨石「真田石」。実際見てきましたがその大きさに唖然としたものです。
《御菓子処 千野》さんの『真田石』はクッキー生地で黄身餡を包み、くるみを乗せて焼き上げたもの。日持ちもしますし、お手頃価格でお土産にもちょうどよさそうな一品です。
原材料名 | 小麦粉、砂糖、卵、バター、練乳、練りあん、くるみ/膨張剤 |
しっかりと焼かれたクッキー生地とゴツゴツしたくるみは岩肌を表しているのでしょうか。やや五角形に仕上げているのも「真田石」を再現していますね。
表面はしっかりと焼き上げてありますが、食べてみるとほろりとほどけ、中の黄身あんといい塩梅でからみ合います。ふんわりと甘くて懐かしさを覚える味わいです。
信州銘菓『くるみゆべし』もおすすめ
『くるみゆべし』《御菓子処 千野》
▪︎販売価格:1個150円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より20日間
▪︎特定原材料等:くるみ、大豆
長野県はくるみの生産量、日本一。くるみのコリッとした食感と餅生地の弾力感、素朴な味わいが堪らない『くるみゆべし』はやはり買っておきたいところ。
原材料名 | 砂糖(国内製造)、水飴、上南粉、くるみ、醤油/膨張剤 |
包みを開けるとお醤油の香ばしい匂いが鼻腔をくすぐります。きゅっと閉じていた部分なのでしょうか。上部がちょっぴり凹んでいるのも可笑しみを生んでいますね。
今回ご紹介した和菓子店舗
《御菓子処 千野》
住所 | 〒386ー0012 長野県上田市中央3-2-18 □ しなの鉄道「上田」駅東口から 徒歩10分 |
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電話 | 0268-22-1302 |
営業時間 | 9:30 〜 18:00 |
休業日 | 毎週水曜日・元日 |
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